向き合うところときちんと向き合う。
恥ずかしい話だけど、有言"不"実行な自分が嫌すぎる。
あれもしたい、これもしたい、と思うけど、目の前の出来事に対応していたら、……気づいたら、絶対には言いたくない「時間ができたらやろう」と思って、必死に自己正当化している。
わかっている。逃げているってことが。
わかっている。向き合うのが怖いってことが。
人は、簡単で楽なこと、今までしていた行動に飛びつく。
だって、その方が、傷つかなくてすむもの。
失敗もしないし、振られもしないし、断れたりもしない。
だから、行動をしない理由を必死に考える。考えると、時間がない、お金がない、コネがない…だけにとどまらず、
今日ではない、髪型が決まっていない、痩せるっていってまだ痩せきれていない、…嫌になるくらい言い訳が出てくる。
「よし、タイミングがきたにしよう」
「今後、いい方法を読んでからにしよう」
と自分に言い聞かせている。この自分が嫌だ。嫌すぎる。
僕は読書が好きだ。
好きだから、行動しない言い訳に「知識が足りないから本を読んでからにしよう」と繰り返し使う。口癖になっている。
「好きなことをしよう」
よく叫ばれることだ。
ただ「好きなことをしているだけではダメ」だと僕は思う。
好きなことをしていることはいいことだけど、
あなたにとって本当に向き合わないといけないことを、向き合わない理由に好きなことを使ってしまうから。
たとえば、9月にフルマラソンを走ることを決めた。
フルマラソンを完走をするには、走ること。トレーニングすることだ。
頭ではわかっている。
ただ、長距離を走ることを苦手な僕は(苦手だからこそ挑戦するのに!)、ランニングの本を読んで
「なるほど〜!こんな練習をすればいいんだ」と知識を仕入れる。
仕入れて、走るトレーニングをしない……。
ただ、ここでこんなことを思っている。
がむしゃらに練習するよりも、より効率的な練習をする必要がある!
こんな自己正当化している。
僕が向き合うのは、知識に逃げないこと。きちんと向き合って走ること。
あなたの場合はどうだろうか。
きっとあると思う。
本当にあなたが向き合わないといけないことが。
その課題と向き合わない方が楽だけど、その先に、あなたが望んでいる理想の未来はないだろう。
僕がランニング本を読んでいても、フルマラソンを完走することは絶対にない。100%ない。
黙って走れ自分。向き合え自分。逃げるな自分。
向き合うことしか、僕たちの理想には近づかないのかもしれない。
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