「乾く」と「足るを知る」のバランス

今日は、完全に個人的な話をつらつらと書いていきたいと思います。

乾いていた自分

数年前のぼくは、完全に乾いていました。
「乾いていた」って、どゆこと?

漠然とした将来への不安、危機感、焦燥感…など、このようなものに覆われていました。
常に、
「今のままじゃヤバい!会社の外に一歩出たら、オレなにもできないじゃん…!なんかスキル身につけないと!」
という感じで、プログラミングの勉強を始めたのが2020年の4月頃。

今振り返ると、ちょっと焦りすぎじゃない?とも感じますが。笑
まあ、その勢いがあったからこそ、プログラミングを未経験からコツコツとやれたのでしょう。

ただ、その「乾く」という方に傾きすぎていた時期もありましたね。
「とにかく、スキルを身につければ、市場価値も上がるし、副業で稼げるかもしれない。家族のためにも頑張るんだ」
そんな大義名分を掲げていました。

その一方で、休みの日も家族の時間よりも自分の学習に時間をあてたり、夜遅くまで作業して翌日は寝不足で本業や家族との時間に支障が出たり…
あまりバランスの良い状態とは言えなかったですね。

「足るを知る」

そんな感じで、プログラミングやらWeb制作・Webデザインやら、いろいろと試行錯誤してもがいて3年ほど。
昨年の後半に思い切って転職活動を開始。

なんとか今年の2月に転職をすることができました。
ありがたいことに、前職とは職場の人間関係もびっくりするくらい良好になり、仕事内容も今のところ楽しめています。

家族との関係性については、妻の機嫌は以前よりも良くなり(まあ、僕以外の要因もあるとは思いますが。笑)、子供たちも前より懐いてくれています親に「懐く」という表現は正しいのか?笑)。

そんな今の状況を客観的に見ると…

「いや、なんて幸せなんだろう。今の生活で十分に幸せじゃないか。」
と、「足るを知る」ということを意識することがしばしばあります。

今からいきなり
「年収1,000万を目指すぞ!」
とか
「副業で月100万稼ぐぞ!」
とか、そんなことは思わないですね。

それよりも、他にもっと人生において大事なことがある気がします。
まあ、とはいえお金は大事だけどね。笑

適切なバランスはどこだ

ただ、この「足るを知る」の状態になりすぎても良くないなと。
現状に満足しきってしまって、何も努力しなくなると、少しづつ人生はハードモードになってしまうはずです。
「現状維持は緩やかな衰退」
ですね。

なので、以前の僕のような「乾いてる状態」と「足るを知る」の状態、この適切なバランスを保つのが大事なのかと。
これがなかなか難しい。

たぶん、ぼくの中では
乾いている状態6.5:足るを知る3.5
くらいがちょうど良いのかなと。

いずれにせよ、最終的な目的は
「人生をより豊かにすること。」
です。

これを常に忘れないようにしておけば、そんなにおかしな方向には行かないのかなと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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