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食べたいものを食べたいだけ食べたら太らない
痛風というのはその名の通り、風が痛いというくらい痛みを伴うものらしい。足の指先に激痛が走るのか、痛風になったというおじさんたちは片方の足を引き摺りながら歩いているイメージがある。
不摂生に対する体内からのお仕置きなのだ。身体というのは正直なもので、絶対に我慢をしない。何かしら異常がある場合は必ず持ち主である我々に信号を送っているのだ。ところが、我々は身体のことを信頼していない節があり、その信号を信用せず、生活を改善せずにいると、いよいよ強めの合図を送ることになる。それが痛風だったりするわけだ。
仕事における締め切りとか、取引先との飲み会とか、そういった身体とはなんら関係のない
取るに足らないことを優先せざるを得ない我々は、身体からの合図を理解していながら無視せざるを得ないときもある。無視をし続ければ、その分、身体は声を大きくするしかない。ん?まだ聞こえない?じゃあこれでどうかな?まだ聞こえていないの?いよいよ危ないよ!!!ようやく悲鳴に気づいた頃には風が痛いくらいになってしまっているというわけ。
我々は(主語が大きいならごめんなさい)もっと体の発する声を聞かなければならない。体の言うことを誠実に聞いていれば、痛風になんぞなるはずがないし、熱中症なんかも防げるのではないかと思う。生活習慣病と呼ばれるものも避けられるだろう。
我が子に「体脂肪」と呼ばれている肥満気味の私が言っても説得力はないが、体の言うことをちゃんと聞いていれば太るということも無いはずである。
食べたいものを食べたいだけ食べれば本来太らないのである。なぜ太るのかといえば、食べたいものを食べたいだけよりもさらに余分に食べているからである。太らないためには節制をしなければならないのかといえばそんなことはない。食べたいものを食べたいだけ食べればよいだけだ。
昨日、私は収録の際に話題にのぼった天下一品のこってりラーメンがどうしても食べたくなり、天一二条店へ行き、ラーメンのみならずチャーハンまで食ってしまった。ラーメンは大盛りにしてしまった。
まず、収録で話題にのぼったからといって体が欲していない天下一品のラーメンを食うのが大間違いであり、そのラーメンを大盛りにしたうえ、チャーハンまで食べるというのは、身体ではなく気持ちに忠実なのである。こと、食に関していえば、気持ちの食欲ではなく、身体の食欲の言うことを聞かねばならない。身体の言うことを聞かないのは我儘である。太った身体がわがままボディといわれる所以である。
来年1月には四十五歳になる私の健やかな余生の鍵をにぎるのが身体の言うことをちゃんと聞くことなのかもしれない。
とりあえず昨日美味かったので今日も天下一品を食ってから考えることにしよう。
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