生きることの質
どうにも何か書くのが面倒くさいっていうこともありまして、そういう時は昔facebookに書いてたことを再掲するわけです。「◯年前の今日」といって、昔書いたことを見せてくれる機能がfacebookにはあるんですが、いろいろある機能のなかで私はこれが一番好きです。3年前に読んだ日野原重明さんの著書『生きることの質』の感想を書いていて、ああ、これはなかなかいいことを書いているなー、今の自分には書けないなーと思ったわけです。その時にしか書けない、なんというか、「一期一会」みたいなものが文章にもあると思います。たぶん、音楽でも演劇でも美術でも、ありとあらゆる表現にこの「一期一会」はあるんやろうなと思います。その一瞬を大事に生きるためには、今日みたいに昔の文章を再掲するだけではあかんのやろうけど、ちょっと面倒くさいので、以下、3年前に書いたものです。
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愛し合う人同士は
見つめ合うのではなく、
ちゃんと同じ方を向いているのだと、
そんなことが書いてあり、
とても共感を覚えました。
それと別で、
マルティン・ブーバーという
哲学者の言葉が紹介されていました。
「創(はじ)めることさえ忘れなければ、
人は老いない」。
これって夏目漱石の『こころ』のなかで、
先生が言う、
「向上心のない者は馬鹿」ってのと、
通じるものがある気がします。
死ぬ間際まで、
未熟であるほうが、
人生は楽しいんとちがうかな。
私は あと2年弱で「不惑」なんですが、
不惑を越えた人とかでも、
惑ってない人より、
惑ってる人のほうが、
かっこよく見える時、あるしなぁ。
なんにせよ、これから、
どんどん死に近づいていくわけですが、
くたばっちまう、その前に、
同じ方、向いてる人がいるといいよなぁ。
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#令和3年9月12日 #コラム #エッセイ #日記
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