見出し画像

いつもの時間にいつもの声が聞きたい

令和3年4月24日の日記
Twitterがギスギスしてきました。タイムラインに並ぶ言葉が荒んでいます。緊急事態宣言発令に伴う悲痛な叫びを直視するのは、なかなかにしんどいものがあります。私は目を背けることができますが、政府の皆様には是非とも向かい合っていただきたい。なんて書くと「人任せかい」などという言いがかりが飛んできてもおかしくない世の中ですが、幸い私はいまのところ、そのようなご意見なんぞ届かない、なんら影響力のない人間です。

しかし、この1年ほどの間、私ほどではなくとも、さほど影響力のなさそうな御仁のtweetが「バズる」という現象をよく目にします。世間を扇動するテクニックのようなものを使っているかに見え、そういうtweetが私はあまり好きではありません。好きではないだけで当の本人に「直しなさい」と意見するようなものではありませんが、Twitterというのは、いとも簡単に「直しなさい」と意見できてしまうものですから、心の声を発信者本人にまで届けてしまうお方も多く、そこはやはり、デリカシーといいますか、そんなときこそ、ソーシャルディスタンスを考えなければならないのではないかと思うのです。

Twitterのタイムラインを確認してみましたら、「緊急事態宣言発令に伴う営業休止」あるいは「営業時間の変更」などのお知らせがどんどん目に入ります。昨年の今頃よりも、手際よくなっている分、切迫感が伝わらないという判断もあるのか、怒りや哀しみを帯びた言葉を足している人たちもあり、それらがタイムラインを荒ませていますが、たとえばこれが大阪府知事のタイムラインをのぞいてみたら、府知事わっしょいな投稿ばかり並んでいるのだろうなーと思うと、Twitterで RTや「いいね」の数を増やしていくことに果たしてどれくらいの効果があるのかと考えてしまいます。見えない、あるいは見ようとしない人たちの目に止まるには、どうすればよいのでしょうか。

パソナが95%着服、というニュースもTwitterで確認しました。「こち亀」で両津がオヤジさんの持ち家か何かを20億か何かで売却したのにオヤジには2億で売れたといって、18億着服した話を思い出しました。(売った物や登場人物、金額についての記憶は曖昧)

作り手の皆さんが、文化芸術あるいはクリエイティブということについて、熱い言葉を繰り出していたりもするのですが、「いつも金のことばかり考えているくせに非常事態に便乗して何をカッコつけてやがるんだ」っていう方もいて鼻白んでしまいます。そうでない方もいます。その二つの差って何なんだろうな、と考えるのですが、考えれば考えるほど、結局答えは「僕がその人を好きか嫌いか」でしかなかったりするんですよね。嫌いな人の書いていることは素直に受け止められません。好きな人が同じことを書いていたら「名言!」だなんて思うのに。

総じて暗い気持ちになってしまいがちなのですが、そういう時にラジオから、いつもの人がいつもの時間にいつものトーンで話しているのを聞くと、とても安心するものですが、いつも聞いてるラジオ局が4月に大幅な改編をしたため、まだ、前提になる「いつもの」があやふやなのも、心が落ち着かない理由なのかもしれません。半年もすれば「いつもの」になるのでしょうか。

#令和3年4月24日  #コロナ日記 #太陽日記
#note日記  #毎日note #毎日更新 #コラム
#エッセイ  #ラジオ #Twitter #日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?