見出し画像

つぎは呪詛

 日本語を英語に変換してからさらにそれを元に戻すだけで日本語がおかしくなったりする。

Simply converting Japanese to English and then back again can make the Japanese sound strange.

 単に日本語を英語に変換し、それを再び英語に変換すると、日本語が変に聞こえることがあります。

If you simply translate Japanese to English and then translate it back to English, the Japanese may sound strange.

単純に日本語を英語に翻訳し、それを再び英語に翻訳すると、日本語が変に聞こえるかもしれません。

If you simply translate Japanese into English and then back into English, the Japanese might sound strange.

 と、冒頭の「日本語を英語に変換してからさらにそれを元に戻すだけで日本語がおかしくなったりする。」を英語→日本語→英語→日本語と繰り返し翻訳していくと、ちょっとずつおかしくなっていきます。

 言語間で現れるこの齟齬は、たぶん、日本語同士のコミュニケーションにおいても現れていて、現れているのが見えない分、厄介だったりする。人間関係がこじれている人は、この齟齬に気をつけるといいかもしれない。

 どうしてこんなことを考えるにいたったかというと、実にしょうもない話で大変申し訳ないのですが、阪急電車に乗っていて「つぎは十三です」の案内の「十三」がローマ字の「JUSO」になったとき、「つぎはJUSO」→「つぎは呪詛」と脳内変換されてしまったからなのです。

 つぎは呪詛。
 めちゃくちゃ怖くないですか。
 
 つぎは呪詛
 ↓
 Next comes the curse
 ↓
 次は呪い

 英語を通ったらちょっと呪いが軽くなった気がする。

#日記 #コラム #エッセイ
#涌井慎 #わくいまこと #こわくいとま
#呪詛 #呪いの言葉 #翻訳
#コミュニケーション

いいなと思ったら応援しよう!