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読書の記録 小林亜津子『生命倫理のレッスン』
美容整形は個人の自由。誰にも迷惑をかけているわけではないから好きにすればいい。果たして本当にそうなのか。誰もが美容整形を当たり前のようにする世の中になれば、美容整形をしない人は変わり者のレッテルを貼られるかもしれません。それは、誰にも迷惑をかけていないことになるのか。
スポーツ選手のドーピングは何故いけないのか。ドーピングがダメなら厚底シューズや高速水着もダメなのではないか。使うも使わないも本人の自由なのではないか。スマートドラッグだって、集中力を高められるのであれば、どんどん使えばいいのではないか。それは、進学に有利な塾に通うのと同じではないのか。
では、ドーピングもスマートドラッグも推奨されるべきものなのか。それが当たり前になった世界はどんなだろうか。
10代の身近なQuestionに答え、探求(Quest)することの大切さを伝える「ちくまQブックス」シリーズ第2弾1作め。
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