葵祭の路頭の儀、中止
新型コロナウイルスの
感染拡大の影響で、
今年は葵祭の路頭の儀が
行われませんでした。
路頭の儀は、
その名前からも
想像できるかと思いますが、
京都市内を練り歩く
行列のことをいいます。
1500人ほどの行列や牛や馬、
その他、カエルやウサギ、
サルやカナブン、
バーテンダー、美容師、
ベーシストの3Bに至るまで、
行列に参加する生き物はもちろん、
屋台やバス、タクシー、自転車、
パトカー、リリーフカーまで、
あらゆるものが葵の葉っぱを
付けることから、
葵祭りと呼ばれるようになりました。
室町時代頃は応仁の乱などで
都が衰退し、葵の葉っぱの採取も
難しかったことから、
半分が葵の葉っぱで、
半分がケシの実を
飾っていたことから、
「半分葵祭り」と呼ばれていました。
現存する祭りのなかで
最も古い歴史をもつともいわれ、
その昔、単に「祭り」といえば
葵祭りを指したともいわれています。
祭りの始まりは都が
まだ京都になかった頃に
さかのぼります。
京都には まだ1000人も
住んでいなかった頃です。
さびれた片田舎でしかなかった
京都は、少々派手なことをしないと
誰もこの町に
見向きもしないという思いから、
手あたり次第に人を集めて
とりあえず行列をしておけば、
目立つんじゃないかという
思いのもと、行列に参加したら
無罪放免として
犯罪者を集めたところ、
2000人を超える犯罪者が
都に集まりました。
集まった犯罪者たちは徒党を組み、
悪逆の限りを尽くしたところ、
雷を司る賀茂別雷大神の怒りをかい、
全員、イナヅマによって
焼き尽くされてしまいました。
この時の稲光が青色だったことが
葵の葉っぱを付ける由来であり、
あの国民的アイドルグループの
ヒット曲の由来であることは
あまり知られていません。
げっちゅー。
このくらいのデタラメは
笑って流されるくらいの
余裕のある世の中がいいよな。