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3年前の不快なラーメン屋の話

3年前の12月2日にとても感じの悪いラーメン屋さんに入りました。ほんとに感じが悪かったです。その当時に書いた日記をあらためて。

※↓以下が当時のままの日記です。悲しすぎる。

どこのラーメン屋か?は
一応、伏せておきますが、
先日、京都市内のラーメン屋さんへ
食べにいきました。

夕方7時くらいやったと思います。

入口横に自転車を停め、
中の様子を覗いてみると、
さほどお客さんが
入っているわけでもない。

あまり混雑しているのも苦手なので
ちょうどいいわと思い、
入店したところ、
やや頑固そうな店主が一言、
「子供はあかんで。帰って帰って」

おかしいな。
今日の私は一人であるはずなのに。
と思い、振り向いてみると、
お父さんお母さんと、
小学2年くらいのお子様の姿。

この親子連れを見て、
「子供はあかん」と言ったのか。

しかし、すごい言い方でした。
「シッシッ」って感じで。
何がそんなにいけないのでしょう。

親子三人、
ひょっとしたら、
お父さんはこのお店に一度、
来たことがあるのかもしれない。
「こないだお父さんが行った
ラーメン屋さん、
めちゃくちゃ美味しかったし、
今日はみんなで行ってみよか!」

「やった!ラーメン大好き!」
「ラーメンなんて久しぶりねぇ」

そんな会話があったかどうかは
定かではありませんが、
私はそれを想像して泣けてきた。
いま、こうして書いてるあいだも、
少し泣きそうになっています。

親子三人の「ラーメン食べたい」
っていう、そこまでのプロセスまでも
台無しにした店主。
かつて子供の客に
何をされたのかは知りませんが、
もう少し、言い方ってものが、
あるんじゃないだろうか。

私があのお父さんなら、
どれだけ美味しくっても、
たぶん、もう食べにはいかない。
一人でも行かないと思う。
子供だってそうだろう。

大人になったら、
絶対あのラーメン屋で
食べてやるんだ!!
食べて、
「大人になってはじめて食べたけど、
全然美味しくなかったわ!」と
捨てセリフを吐いてやろう、とか、
そんな気持ちにも
ならないのではないか。

いや、
そういう気持ちにはなるかもね。

昔、私の後輩(女性)が、
彼氏にフラれたときは、
「あんたとした今までのセックス、
一回も気持ちよくなかったわ」って
言ってやるんです。
と言っていたのを思い出しました。

彼女が本当に
それを言ったのかは知りません。

彼氏なら、これ以上ないほど、
ショックな言葉だろう。
しかし、ラーメン屋に、
「全然美味しくなかったわ」
というのは、
そこまでのダメージにはならない。

くそう、どうしたら、
あの親子は無念を晴らすことが
できるんだろうか。
いや、きっとあの後、
別の美味しいお店に無事入り、
「すっごく美味しかったから、
あんなラーメン屋に
入らなくてよかったね!」って、
そんな風になってるといいですよね。

というわけで、
私も、そのお店には、
二度と行かないと決めたのでした。
美味しかったですけどね。

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