読書の記録 津村記久子『苦手から始める作文教室』
10代の身近なQuestionに答え、探求(Quest)することの大切さを伝える「ちくまQブックス」シリーズ第2弾7作め。
うちの子たちは書くことが苦手で、いつも日記を書くのに四苦八苦しており、時には苛々して発狂しそうになっています。あの姿が高校受験で数学の壁にぶち当たったときの私に酷似しており、我ながら嫌になっちまうんですが、どうせ似るなら書くことを好きになってくれよー!と思ったわけでございます。
津村記久子さんは『とにかくうちに帰ります』を読んで大好きになった作家さんで、文學界の連載も大好き。関西圏にお住まいのようですから、是非どこかでお会いしてみたいと密かに思っておるのですが、津村さんの文章の書き方レッスン、めちゃくちゃ面白い。というと言い過ぎかもしれませんが、「あ、これならオレにもできるかもな」って文章が苦手な子も思ってくれるんじゃないか、って思いました。しかし、いっぽうで、それは所詮、私が「書くこと」を好きだからそう思うだけなのかもしれない。
子に読ませるために、その前に自分も読んでおこうという動機でいつもこの「ちくまQブックスシリーズ」は読んでいるのですが、今回に関しては、もう、私が今後、「書く」仕事をする際に役立ててやろうと思いました。子も読んで役立ててくれたらええんやけど。
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