1人目の客になれた話 三条会商店街編
趣味はオープンしたお店の1人目の客になることです。今日は西院の駅前の商業施設(名前忘れた)にスギ薬局がオープンするという情報を仕入れていたので、そちらに向けて何日も前から準備を整えていたのですが、数日前に今日、三条会商店街にパン屋さんがオープンすると知り、スギ薬局とパン屋さんを計りにかけ、片方を選ぶことにしました。せめてオープンが1時間ずれていればどちらとも行くという選択肢もあったのですが、残念ながらどちらも10時オープンなのです。
もう少し健康に不安があればスギ薬局にしたのですが、正直ほとんど悩むことなく三条会商店街のパン屋さんへ行くことにしました。昔からよく利用しているクリーニング屋さんの店舗の一部をくり抜いて無理やりパン屋さんをねじ込んだようなカタチになっており、ずいぶん前から「近日中オープン」と表の壁面に掲げてあったから気になっていたのです。
だって極上生食パン天使の美流来だぜ。
さきほど9時38分、無事、お店の前に1人目の客として並ぶことができ、店頭の看板を確認するまで美流来を「ミルク」と読ませることを想像だにできなかった私が1人目の客になっていいのかという葛藤はありますが、9時47分現在、振り返れば私の後ろに9人並んでいるのを確認すると、これでもかという優越感の波が押し寄せてくるのです。いま、優越感の波は第四波。っていうふざけた感じの使い方をしたくなるくらいには政府の感染症対策に腹は立っているわけです。
それにしても数分前に商店街へ到着し、三条大宮公園からお店のある西方向を眺めたら、店の前に黒い影を三つほど確認したときは「やられた」と思ったものですが、すべて黒服のスタッフさんでありました。なにせ、極上生食パンのお店ですから、スタッフさんの身だしなみも上品です。あんなに上品なのにどうしてミルクを「美流来」なんていう書き方にしちゃうんでしょう。
9時54分、私の後ろには18人並んでいます。しかしよくよく考えてみたら、これはあくまで流行の第一波でした。
4月28日(水)午前10時、
三条会商店街内、三条大宮公園やや西のクリーニング店をくり抜いた感じでオープンした極上生食パンのお店、キャッチフレーズは悪魔の誘惑、名物は天使の美流来の京三條菓司蔵 根来衆宗家の1人目の客は私です。
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