マガジンのカバー画像

趣味は新聞コラムを読むこと

235
新聞各紙のコラムについて書いたものをまとめています。
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

入口は出口、見えなければ袋小路

入口は出口、見えなければ袋小路

涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

2月27日。
コロナウイルスの猛威により、
各紙コラムが
権藤権藤雨権藤の如く、
どこもかしこも
コロナコロナコロナ。

気分が滅入るので
自然、権藤の間の雨のような
コラムを探してしまいます。

「北國新聞」のコラムを引用。
「行くたびに「迷子」になる場所がある。東京駅だ。いわゆる「駅ナカ」が広すぎる。」

この冒頭の一文

もっとみる
俺のメガネ

俺のメガネ

涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

コラムを読むのは
少し久しぶり。
毎日コラムを読めるくらいには
余裕のある暮らしがしたい。

2月24日。
秋田魁新報を引用します。
「子どもの頃、一度読んだものの理解できず、「つまらない」との烙印をあっさり押してしまった本はないだろうか。作家の角田光代さんにとって、サンテグジュペリの童話「星の王子さま」が、そんな一冊だった。」

もっとみる
昭和は遠くになりにけり

昭和は遠くになりにけり

涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

2月4日、立春は
「昭和は遠くになりにけり」を
感じるコラムが多かったです。

余談ですが、
この「遠くになりにけり」は
中村草田男の一句
「降る雪や
明治は遠くになりにけり」から
来たものだそうですね。

昭和40年代には
「明治は遠くになりにけり」
という言葉が流行ったらしい。

さて、
なぜに昭和が遠くになったことを

もっとみる
珍言奇言虚言グランプリ

珍言奇言虚言グランプリ

涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

1月31日。
瞬時の機転が救う命がある。
「宮崎日日新聞」を引用します。

「これから死にます」という、のっぴきならない電話が自宅にかかってきたらどうするか。心理学者の小林正観さん(故人)が実際体験したことだという。電話の主は妻の友人。ある日の真夜中のことだった。急を要する事態だが正観さんはたまたま北海道からジャガイモがたくさん届い

もっとみる