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生涯の一本と確信!『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を日本時間の3/13、第95回アカデミー賞発表当日の朝の回に劇場で鑑賞。

結果的にその直後、本作が作品賞を含む最多7冠に輝いたことが大きなニュースとなったが、もはやそんなことはどうでも良い。他人の評価は言わずもがな。誰かの共感すらいらない。一人でも多くの人に見てほしい、とも思わない。

第87回アカデミー賞において作品賞を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を観た時、(それまでの映画と比して)別格だと確信したが、本作はまたそれとは別次元で別格だった。

こんな映画と巡り合いたかった。
この映画と巡り合うために、長らく映画を見続けてきたような気がする。
乱暴を承知で言うならば、この映画さえあれば、他の映画はいらない。
まさかそんな映画が、この映画だとは。

本作を、私の生涯の一本に認定する!

頭の中は、追々ゆっくりと整理することにしよう。
と、ひとまずクールダウンを試みて数日。
今は整理するのすら惜しい、という気持ち。
頭の中が、何だかよく分からないことになっている。
とりあえず、もう一回ぐらい観ようか。

SCREEN4月号増刊「A24 the works A24スタジオ10年の歩み」、の裏表紙。こういうところにクリエイターの想いが感じられる&お金を惜しまない点も素晴らしい!

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