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【トロント】カナダ東海岸に初上陸してきた|2025.2.6.

こんにちは、コウです。
前回の記事からまた時間が空いてしまいました。
実は先日サッカーで怪我をしてしまい、部屋にいる時間が増えてしまったのですが、その話は別の記事でおいおい…。

今回はいよいよ (遅すぎた) 、冬の北米探検旅行の記事一発目。
最初の目的地、トロントについてです!


トロント旅行の概要

2泊3日じゃ、ちょっと物足りない…?

今回の北米周遊一発目はずばりカナダの中心地の 1 つであるトロントだったのですが、行程上の都合もあって 2 泊 3 日で行ってきました!

留学中のビクトリアからは直行便も出ているのですが便数は少なく、今回は毎度お馴染みカルガリーで乗り継ぎました (WestJet)。ちょっとした遅延に巻き込まれたこともあり、朝出発だったものの到着は 21 時ごろに。最終日は昼過ぎのバスで次の目的地へ移動したので、実質 2 泊 2 日でした。

結構頑張っていろんなところに行ったけど、もう1日くらいあってもよかったかも?行く前は『地球の歩き方』など参照したうえで「あんま見るとこないな」という印象だったんですが、意外と見どころが多かったです。


まさに大都会。交通は便利!

ビクトリア在住民からすると、トロントはとにかく大都会。有名企業のビルが立ち並ぶ街並み、それを貫くハイウェイから見る夜景は圧巻の景色でした。

トロントのシンボル CN Tower

交通に関しては、バス・メトロ・ケーブルカー (?) がそこらじゅうを走っているので、かなり便利。観光客向けの day pass もあります。僕らはホテル付近の London Drug (カナダの大手薬局) で購入しました。

初日こそ待ち合わせに遅れそうだったので空港から Uber を使ったものの、基本的に徒歩と public transportation を組み合わせれば余裕で回れます。ただ、カナダあるあるで道路工事などで一部路線が使えないことはあるので要注意。


実際どれくらい寒いのか?

結局カナダの冬旅行で一番気になるのはこれだと思います。持っていく服装に関わると思うので。。

実際の気温を具体的には覚えていないですが、滞在期間中はどんだけ寒くても -10 ℃ までは行かなかったと思います。初日と 2 日目は天気が良かったので気温の割にはマシだったのかな、3 日目は吹雪いていたので流石に激寒でした。

僕はイエローナイフのときに買ったメリノウールのレイヤーを持っていって、その上に薄手のセーター (+時々フリース) +ジャケットで耐えました。やっぱり下半身がズボン一枚だと寒いのと、手と首・顔の防御は必須です。ネックウォーマーが最強。

気温は日によっては -20℃ くらいのときもあるので、「重ね着」で対策しましょう。


トロントでしたこと

2泊3日の全容

3 日間のスケジュールはこんな感じ。

  • 1 日目:到着 (8:30pm) → 友人とディナー@ダウンタウン → 友人宅訪問

  • 2 日目:チャイナタウン → リトルイタリー → コリアタウン → トロント大学 → クリスマスマーケット → NBA 観戦

  • 3 日目:St. Lawrence Market で朝食 → ナイアガラへ

初日と最終日はあまり時間がなかったので、二日目にかなり予定を詰め込みました!基本的には、動かせない予定を先に決めて残りの行きたいところを間に入れていく作戦です。

この中から特に良かった場所をいくつかピックアップして書いていきます!


Graffiti Alley (チャイナタウン周辺)

Graffiti Alley はチャイナタウン付近にあるストリートアートの宝庫です。いわゆる壁を塗ったやつですが、ここまでくるとさすがに「アート」と呼ばざるを得ないクオリティです。ビルや倉庫の壁が斬新なデザインで埋め尽くされていて、すぐそこのチャイナタウンとは全く違う世界を味わえます。いわゆる映えスポットです。

路地の間からバスが見える

ただし「路地裏」的な場所なので、治安がいいとは言えないと思います。行くのは必ず昼間で。


Distillery Winter Village (Christmas Market)

こちらはおなじみのクリスマスマーケット
日本でも行ったことはありますが、やっぱり海外のクリスマスを味わいたい、ということで外せない定番地です。

感想としては、規模感・雰囲気の独特さともに最高でした。

規模は大きいけど大き過ぎない、一周しても疲れないけど見どころは多いという感じです。大きい Dior のクリスマスツリーを中心に、クリスマスならではのフード・ドリンクを売っている店やキャンドルの店などが立ち並んでいます。サンタと記念写真を撮れる場所もありました。

巨大なクリスマスツリー。オーナメントは Dior 製品??

雰囲気も、レンガ風の建物をベースに、暖かみのあるライトがそこらじゅうにぶら下がっているのがまさに「異国情緒」で感動しました。

ライトがオレンジなのがいい

概ね満足でしたが、注意点としては日本同様やはりマーケット内のフード・ドリンクは高いです。この旅で何度もお世話になったホットチョコレートならギリ許容かな、くらいの値段です。それでも、雰囲気を味わうことが何より大事だと思うので、ぜひ覚悟のうえ散財してください!笑


University of Toronto (トロント大学)

昔から大学めぐりが好きなので、世界の名門大の 1 つであるトロント大は個人的には外せないポイントの 1 つでした。笑

中央広場にある建物。有名らしい。

驚いたのは、かなり都心に大学があることです。日本でも首都圏だと東大、慶應 (三田) など有名な大学は都心にキャンパスを構えることも多いですが、海外は少し都心から外れた場所にだだっ広いキャンパスを持っているイメージだったので、その点僕の通う UVic や UBC などとは違って都会にいきなりキャンパスが現れる感じでした。

とはいえ規模は相当なもので、到底回る時間はなかったです。学生の間では通称 Peacock と呼ばれるらしい図書館、映画のロケ地らしい中心にある広場、グッズがある bookstore のみを大急ぎで回りました!

通称 Peacock。図書館にしてはでかくて殺風景な見た目。

UVic とも東大とも全然違う雰囲気で、建物を外から見るだけでも結構楽しかったです。規模では UVic は劣ってしまうのでちょっと嫉妬ですね。


NBA 観戦 @ Scotiabank Arena

アメリカで大人気の NBA、実はカナダに 1 つだけチームがあります。その名も Toronto Raptors。強いのか、と言われれば微妙なところですが…とはいえ NBA!一生に一回は観たい!ってことで迷わずチケットを取りました。

今回観戦したのは Brooklyn Nets との試合です。強豪どうしというわけでないからか、チケット代はそこまで高くなく、一番安めの席を選んで C$60/person でした。一番上のセクションでかなり上の方だったのですが、目視でもプレイはよく見えるし巨大モニターのおかげで不満は一切なかったです。

上からでも圧巻の眺めです。

結果は残念ながら Raptors の負けでしたが、初 NBA 観戦で雰囲気も味わえて最高でした。NBA ならではのスーパープレイとか、観客のブーイングの嵐とか、いろんな意味でここでしか味わえない体験でした。また観たい!

ちょうどシュートを打ったシーン。入ったかは…わからない。

ただ、一つだけ注意があります。観戦するときはショルダーバッグくらいの小さいバッグか、バッグなしでいきましょう。
リュックなど大きい荷物は持ち込めないので、クロークに預ける羽目になりますが僕はそこで C$20 も払わされました、、、泣 近くにコインロッカーなどもなかったと思うので、事前にホテルに置いてくるのが無難です。


St. Lawrence Market

最後は St. Lawrence Market!市場といわゆる築地市場みたいなものを思い浮かべると思いますが、海外のマーケットも実はそんな感じで「すぐ食べられるもの」「生の魚や肉」の両方が手に入ります。観光客はもちろん前者がメインですよね。

マーケット2階。肉や魚の取り扱いも多い。

とにかく絶品だったのは、一階にあったパン屋と二階のクラムチャウダー。パン屋で買ったガーリックブレッドクラムチャウダーが、別々に買ったのに最強のコンビでした。あとはチョコの量り売りの店やフレッシュなスムージーの店など、とにかくバラエティに富んでいて日本の市場とは少し変わったレパートリーを楽しめます。

大きなガーリックブレッドをスライスしてくれました。

最終日に駆け込みで行きましたが、2 日目に行ってたら確実にリピートしてたな!ってくらい良かったです。行くときはぜひお早めに。


トロント旅行総評

レーダーチャート

今回から、各都市を完全に独断と偏見で 7 つの基準から 10 段階評価したレーダーチャートを作ります!

全都市終わったら、最後にランキング形式で発表予定です。

気になる第 1 回目、トロントは以下の通り!

総合得点:59/70


とにかく快適な都市だった

トロントは都会だったこともあり、とにかく色んなものの利便性が高く観光に困ることがあまりなかったです。特に交通・治安面は、今までカナダで訪れた都市のなかでもかなり良かった方だと思います。


ホテルが最高すぎた

あとはトロント自体の評価じゃないですが、滞在したホテル (Radisson Blu Toronto Downtown) が最高でした。

バス停や大きな駅が徒歩圏内にあり、バスケのアリーナやマーケットまでは歩けるし目の前に海があるという最強の立地が推しポイントの 1 つ。さらに、ホテル自体も部屋がとても綺麗で広く、頼んだら電子レンジまで持ってきてくれるくらいサービスも充実していました。チェックイン時に観光地のおすすめを教えてくれるなど、受付の人も親切です。料金も 2 人部屋で 1 泊 8304円/人 と、カナダにしては良心的な値段です。

ちなみに Radisson Blu はバンクーバーなど他にもあり、とにかくおすすめなのでぜひ!


食事・気候・観光地満足度

これらは比較的低スコアですが、不満だったわけではないです!食事は不満はなかったけれど、これといってすごく美味しいものやご当地グルメを食べたりはしませんでした。気候はただ寒かっただけです。

観光地については、行く前の期待値がかなり低かったので行ってみたら意外と魅力が多くてびっくりしました。これぞトロント!といったものがあったわけではないですが、紹介した場所たちをはじめ歩いているだけでも色んな発見があって面白いです。クリスマスムードを味わえてよかった。


最後に

今回も読んでくださってありがとうございます。
北米周遊旅 1 都市目のトロントについてでした!

感想は個人的なもので時期などにも相当左右されると思いますが、もし今後行く人がいたら参考になればいいなと思ってます!

次は北米周遊旅 2 都市目「ナイアガラ」の予定です (いつになるかわかりませんが、、笑)。

ではまた。

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