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死んでもレクサスを買わないと決めた日

今回は、私が死んでもレクサスを買わないと決めた日のことをお話したいと思います。

12年前、クラウンに乗っていた私たち夫婦。

そろそろ新車に買い替えようかという話になった。

夫婦で近所のレクサスの営業店に出かけてみた。

12年前の当時は、レクサスはIS(アルテッツァクラス)・GS(アリストクラス)・LS(セルシオクラス)の3台を販売していた。

レクサスの営業店に入ると、入り口付近にIS、次にGS、一番奥にLSが展示されていた。

夫はアリストクラスのGSを見ようとした。

入り口に置いてあったIS(アルテッツァクラス)の前を通り過ぎて、GSに向かおうとすると・・・

レクサスの営業マンが、夫に向かって

「お客さん、お客さん」

と足早に近づいてきた。

私たち夫婦は、足を止めレクサスの営業マンを見た。

すると営業マンは

「お客さんが買えるのは、(ISを指さして)こちらでございます。」

と言ったのだ。

私たち夫婦は、レクサスの営業店に初めて出かけた。

トヨタの車を先日まで販売していたという営業マンとは今日が初めてだ。

私たちはGSを見てはいけないのか?

何を根拠にこの営業マンは、GSを見に行った私たちに

「お客さんが買えるのはISです」

と言ったのだろう?

レクサスのこの営業マンは、私たちにISのカタログのみ渡してきた。

レクサスの営業マンよ!あなた何様なの?

その時私は誓った!

「死んでもレクサスを買わない」と。

その後、私たち夫婦はメルセデスの上位クラスをキャッシュで購入した。


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寿美 香
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