スクールカウンセラーと私
今日も来ていただきありがとうございます。
中学校のスクールカウンセラーに支援して頂いていたことを思い出して書いてみます。
ちなみに
文部科学省が経費補助を行っているスクールカウンセラーは、平成18年度において全国の中学校 7,692校(4校に3校の割合)に配置される (引用元 文部科学省HP)
文科省のHPでは年度が古いものしかありませんでしたが、各都道府県により設置状況は異なるようで、設置されていない中学校もあるようです。
スクールカウンセラーの予約
まず保護者が学校へ電話連絡し、スクールカウンセラーの予約を希望する旨を伝えます。
次に学校からスクールカウンセラーに日程を問い合わせ➡️保護者にコールバック➡️日程OKなら予約完了。
2回目以降は面談後に予約を取ることが出来ました。
スクールカウンセラーは毎日学校に来ないということを初めて知って驚きましたね。保健室の先生とは違うんですね。
スクールカウンセラーとの面談
(私は面談と書いていますが、面接・相談・カウンセリングなど呼び方は様々です。)
お世話になった中学校にはカウンセリングルームが設けられています。
男性のカウンセラーで穏やかな方でした。
1対1で1時間枠です。
私が子どものことをどう思っているかなどを話し、最後にカウンセラーが話をまとめて、こうしてみましょうとアドバイスをいただいていました。
私の宿題として持ち帰り、子どもに試して、その結果を次回の面談時に報告する。という流れです。
うまくいかない・・・
思い出したくもない私の未熟なところがありまして・・・。
この頃の私はカウンセラーが何とかしてくれると
勘違いしていたんです。
「カウンセラーの言うことに従っていれば大丈夫」となんとも人任せな考えで恥ずかしくなります。
もうずっと「人に言われたことをするだけで十分」という考え方が染みついていて、カウンセラーの言うことを家でやってみてそれで満足してしまうという、自分の頭を使っていない言動を続けていました。
なので、やってもやっても子どもは学校に行けず、食欲もない。うまくいかない日々に、ようやくこのままではいけないと気づきます。
それからは子どもの話を聞くと「私の考えを言うのは間違いだ」と自分に言い聞かせながら、「この子はそう思っている。この子は悪くない。」と受け止め方を変えました。書くのは簡単ですが、すぐ前の考えに戻ってしまうので、自分に何度も何度も言い聞かせるのも心が削られるかのように疲れました。
カウンセリング自体は親の助け程度のものでしかありません。親が動く方が親子関係には効果的ということをカウンセラーも知っているから、親が負担なく変わっていけるように話を聞いてくれるんだと思います。
全ては子どもの笑顔のため!と毎日クタクタになりながらリフレーミングしてましたね。
「自ら考え、行動し、その結果を受け止める」という人としての基本すら
他人に丸投げしていました。少しずつですが、この基本ができるように自分の思いを振り返り、
自分の幸せではなく、子どもの笑顔のために行動することを最優先にし、
子どもと適度な距離が取れるようになってきて、カウンセリング卒業を決めることができました。
後記
私はカウンセラーに話を聞いてもらえて、やっと「自ら考え、行動し、その結果を受け止める」を自分がしなきゃいけないことだと思い出すことができ、
そしてやっぱり「行動すること」が大事だと改めて実感できました。
今子どもは学校に行っていますが(休校やオンライン授業にならない)
私の不登校対応はずっと続けています。
参考になりそうでしたら、試してみてくださいね。