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140字小説(X投稿分)

7月にnoteを再開させた際、Xも始めて、noteの投稿告知や140字小説、つぶやきをしていましたが、心の安定を奪っていくので、Xでの活動を休止することにしました。
2か月もやってないのですが、自分には合ってないような気がします。また、落ち着いて向き合うことがあれば、再開するかもしれませんが、今のところは未定。
Xで投稿した140字小説を投稿します。noteでの活動は今まで通りです。

身勝手な決定ではありますが、自分の気持ちを大事にしました。今後ともよろしくお願いいたします。

7月11日投稿

毎日いつも通り過ごしているのに、そこはかとなく寂しいという思いが抜けない。
来るはずのないメッセージを待って、眠りにつくのも変わらない。

素直に「寂しい」と言えばいい。
そうすれば、多分君は一晩くらい一緒にいてくれるのに。

そう思うのに、口にできない自分は、バカなんだ。


7月12日投稿

今日は私の大切な人の誕生日なんです。
でもね。本人に言ったら、信用されないと思うんです。

もう、長いこと会ってないし。
正直、どこで何してるかも分からないんです。

ただ、私が小説を書くきっかけをくれたのは貴方。
感謝を込めて。

誕生日おめでとう。


7月20日投稿

兎は寂しいと死んでしまうんだって。

歌われていた事もあるような気がするけど、もし本当で、私が兎だったら、早々に死んでしまうだろう。

寂しいと思っても口にできない。
取り繕うのは得意だ。
誰かといたとしても、寂しさは消えない。

それに、私は人間だから、寂しくても死ねない。


7月31日投稿

そう、失恋したんだ。一晩中泣くとどうなるか知ってる?頭や頬の奥が痛くて、翌朝二重が一重になるくらい、瞼が腫れるんだ。気持ち悪くて、吐きたくても吐けなくて。眠れなかった。
もう二度とこんな思いはしたくないって思うけど。きっと、また人を好きになってしまうんだろうな。


8月1日投稿

夜中に非通知で電話がかかってくる。非通知の電話に出ない設定にしているから、切れてしまう。無言で助けを請われても、それを受け止めることはできなくて。非通知で助けを求める君。どうか、名乗り出るか、メッセージを。助けを求めたくても、求められない自分よりは、幾分マシだと思う。


8月3日投稿

目の前で上がる大輪の華も、それに照らされる君の横顔も、全てが鮮やかに目に焼き付いて、時が止まって欲しいと思う。あと何度、こんな時を過ごせるのか。激しい火雨とともに、頭に鳴り響く音。火薬の匂い、君の笑顔さえ。忘れたくない。泣きたくなるような、夏の夜の夢。


8月6日投稿

このところ、とてもムカムカしてる。身体的ではなく、心理的に。心を掻き乱す数々の言葉にも。結局、受け止められない自分にも。多分、私は怒っているんだ。簡単に人を信じてはいけないし、過度の期待をかけてはいけない。全ての問題は自分の中にある。


8月21日投稿

落ち込んだ日の夜には、好きな人の夢を見ることが多い。励まされているのか、それとも愛し合っているのか、詳しい事は何も覚えてないけど、幸せだという気持ちと、結局一人だという寂しさが残った状態で、目が覚める。感謝すればいいのか、寂しいと縋ればいいのか、もう、ぐしゃぐしゃ。


8月31日投稿

溢れ出す自分の気持ちを押し殺すため、私は私に嘘をつく。案外嘘をつき続けると、それが本当だと思えてくる。自分は大丈夫だと騙すことができる。 自分はそうやって生きてきたから、どうか嘘を暴かないで。一緒に嘘をつき続けて。私は大丈夫だと、君だけは騙し続けて。私の隣でいつまでも。

計 9ポスト


9月4日

君とのやり取りが大切だけど、距離は全く縮まらなくて、君と出会ったことすら後悔しそうになる。あの時に話していたことは全て嘘だったのかと。何が正解かも分からず、スマホを眺め続ける日々はもう止めにしよう。これは恋なのかもしれないけど、もう会うことはないだろうけど。今まで、ありがとう。

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