勉強するのを好きになれ! #わたしの勉強法
今までの経験上、勉強するのであれば、「勉強するのが好き」になれば、今よく言われているタイパもコスパもあがる。それはなぜか?
勉強を誰か好きな人に例えてみよう。好きの度合いは問わない。友達としてでも、恋人としてでも、家族でも、仕事仲間でも。好きな人ともっと仲良くなりたいなら、相手のことを知りたいと思わないだろうか?そして、相手と過ごす時間を何とか作ろうと努めるだろう。
勉強とは知らないことを知ることだと思う。勉強を好きになれば、好きなことは頭に定着しやすいし、勉強するのが楽しいと思えるようになるから、より勉強に時間を費やす。一つのことを知ると、それに派生する他のことも知りたくなるから、理解が深まる。ますます楽しくなって、分かることが増えると、効率のいい、自分に合った勉強方法も身についてくる。結果、タイパやコスパが上がるというわけだ。
「勉強なんて好きになれないよ」と思う方も多いだろう。私は、高校生の時、担任の先生に「勉強が好きだろう」と見破られた人間で、勉強するのは昔も今も好きだ。そんな化け物を見るような目を向けないでほしい。私だって、全てのことを勉強することが好きというわけではない。興味がないことに関しては、勉強しようとも思わない。それだけだ。
勉強するのなら、自分が好きなこと、興味のあることにするべきだ。苦手なこと、興味のないことを勉強したって、意味がない。嫌々勉強したことは身につかないし、ついたとしてもあっという間に忘れていくだろう。学生の時の勉強は、その後の勉強をするための下準備だ。自分が好きなこと、興味のあることへの勉強に、手を付けるための土台を作っているようなもの。
だから、学生は多少自分が苦手なことも勉強しないとならない。ならば、少しでも勉強が楽になるよう、自分の興味のある事柄を増やせばいい。それにテストや資格試験には、必ず答えがある。そして、塾や通信教育などの専門家、ネット上にも関連動画や記事が溢れているので、ここでは、詳しく述べない。
ちなみに私の勉強方法は、テキストを一読して、ワークや過去問を解く。間違えたところは解けるようになるまで解きなおす。正答を覚えるのではなく、正答を導く過程を理解することが大切だ。ただ、正答はたいてい覚えてしまうので、似た問題もいくつか解くといいだろう。解説だけを読んで分かった気になるのは論外だ。
私の場合、資格試験は通信教育で学ぶことが多い。費用はかかるが、合格するためのノウハウがぐっと詰まっているからだ。独学ではなかなか合格しなかったので、もし今後、資格を取得する必要があれば、迷わず通信教育を選ぶ。どの勉強方法があっているかは、人それぞれなので、いろんな方法を試してみるといい。スクールに通う、通信教育で学ぶ、音読して聞いて取り込む、書いて定着させる、など。
どうしても興味がわかないが、勉強する必要がある場合。必要に迫られると、それを糧に勉強が進むこともある。できれば、それを勉強しておくと、昇給する、出世する、仕事が増える、交友関係が広がるなど、自分にとってプラスとなる要素を多く設定するといい。そこまで切羽詰まった状況にないと、勉強する意味を見出せなくなる。その分野を好きになった方が、簡単だし早いので、おすすめする。
なお、勉強に近道はない。手っ取り早く知識を増やしたり、正答を得ることはできない。それは、人生と同じなのかもしれない。
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