【創作の欠片】テーマ:宝物・どうすればいいの?・落ちていく・セーター・微熱 計5編+雑記
【創作の欠片】宝物
決して気づいていないだろう。
君の笑顔が私の宝物。
終(本文25文字)
【創作の欠片】どうすればいいの?
彼と別れてから、随分時が過ぎた。
連絡も取らなくなって、寝る前に涙ぐむことが無くなった頃に、また彼から連絡がある。
もう大丈夫だろうと思うのに、彼とまた話したら、思いがぶり返すような気もする。
私は、どうすればいいの?
終(本文107文字)
【創作の欠片】落ちていく
落ちていく。落ちていく。
周りには何も見えなくて、ただ自分にかかる力だけが、私が落ちていることを告げている。
この力に身を委ねたら、私はどこへ行くのだろう。
そう思いながらも、この力には抗えない。
私の前に、引き上げるその腕が、力強いその掌が。
私は、その手を取っていいものか?
巻き込むことになりはしないか?この大切な存在を。
私の逡巡をものともせず、救ってくれるのは、貴方だけだ。
嬉しく思う私の視界が、涙でぼやける。
一度掴んだら、二度と離せない。
覚悟してほしい。私を助けるという、その意味を。
終(本文242文字)
【創作の欠片】セーター
手編みのセーターに憧れたことがある。
自分の祖母が、私がまだ幼い頃にやっていて、自分の為に、セーターを編んでくれたことがあった。既製品に比べれば、素朴すぎるのだが、とても温かく感じたのを覚えている。
今になってみると、大人のセーターを手編みするというのは、とても手間がかかることだろう。
編んでほしいと、お願いはできないかな。
終(本文161文字)
【創作の欠片】微熱
このところ、夜が近づくと、微熱が出るような気がする。
そう、同居人に伝えたら、じゃあ確認してあげると言って、顔を近づけてきたから、私の熱を分けてあげた。
終(本文76文字)
いつも、私の創作物を読んでくださる方、スキ・コメントをくださる方、フォロワー様、おはようございます。説那です。
この土日は、実家に帰ってます。
来月上旬に実家が引っ越すことになり、屋根裏部屋に置かれた荷物を整理しに来ました。
取り敢えず、必要なものは選り分けました。
処分は、こちらに居る家族にお願いするしかないのですが、かなりの量です。ランドセルとか習字道具までありましたからね。
今まで貰った手紙とか、写真とかも出てきて(これらは引っ越し先に持っていって貰います)、時間のある時にこれらを見直したら、失われている記憶も戻って来るのでは?とは思いました。
いつ見直せるかは分かりませんが。
今回は短いですが、この辺で、失礼します。
いつも読んでくださる皆さまに感謝を込めて。
説那
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