【短編小説】会いたい人に、夢で会えた。
仕事を休んでみた。
特に用事も、予定もなかった私は、結局家でゴロゴロと過ごしている。
折角の休みなのに、もったいないと思う。
でも、こういう考えが、休んでいるようで休んでいないような状態を、生んでいるのではないか?せっかくの休みなんだから、何か普段はできないことをやろうなんて考えてしまって、でも、一人で出かけてもなと思ってしまう。
そんなことを考えていたら、私は広い部屋の中で、学生時代の同級生たちと、テーブルを挟んでしゃべっていた。
甘いサワーを飲みながら、私はこれは夢だ