教員個人として業務改善できること
今回は,教員個人として業務改善できることについて,概念的な話をしていきます。ここでいう業務改善は,授業改善とは別の意味で使っています。
教員の仕事の多くは事務仕事
教員をしてみると,授業以外の事務仕事が多くあることに気付かされると思います。新卒で新任の方だと,この事務仕事に苦労されている印象が強いです。私は会社員を経てから教員になったので,事務仕事に対して苦労した方ではありません。(もちろん,新卒で会社員をしていた最初の方は苦労しました・・・)
とはいえ,教員をしながら事務仕事を行っていると,日々の仕事量に忙殺され,業務改善するという意識が中々働かないように思えます。一方で,会社員としては,一分一秒も無駄にしないような効率性を重視するため,いくら忙しかったとしても,効率性を上げるよう工夫が求められます。本当に人件費というものを常に考えていましたね。
結局のところ,教員の仕事は
毎日毎日,毎週毎週,毎月毎月,毎年毎年
同じような事務仕事が回ってくるものが多いと思います。そういった同じような仕事に対して,業務改善する対象があると思います。
業務改善する,2つの視点
業務改善として,2つの視点があると思います。
質を上げる
効率を上げる
どちらか一方だけが改善されることもあれば,両方改善することもあると思います。この内,イメージしやすいのは「効率を上げる」の方ですね。
業務を効率を上げるするためには
さて,業務を上げるためには
仕事のスピードを早くする
そもそもその仕事をなくす
仕事の無駄をなくす
「仕事のスピードを早くする」というのは,いずれ限界が訪れるし,個々の能力に依存してしまいます。また「そもそもその仕事をなくす」というのは学年全体や,学校全体で考えなければならないことでしょう。私が伝えられるのは「仕事無駄をなくす」です。
私が会社員を経て,学校に着任した際,学校の事務仕事は
無駄が多いな
と思いました。
ですが,教員を続けている今,まさに今行っている仕事に対しても,
無駄がある
と思い続けるべきでしょう。
人間は変化を嫌う
人間は変化を嫌う生き物だと思います。主語が大きいでしょうかね?私が言いたいのは
慣れたやり方が,最善のやり方とは限らない
ということを,本当に考え直すべきなのではないでしょうか?
次回は,無駄を無くす方法について,私の取り組みを紹介できればと思います。
それでは,また。
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