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会社経営について、組織・人について、モノゴトの考え方なんかを、結構不定期に徒然なるままに書きます。多分、自分で経験したことがベースになりますのでかなりの私見が入るります。気が弱く…
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記事一覧

BtoB事業のユニットエコノミクスを強くする33個の方法

こんにちは。栗原です。 株式会社才流(サイル)というBtoB営業・マーケティングのオンライン化・デジタル化を支援する会社を経営しています。 職業柄、様々なBtoB企業に関わるのと、自社がBtoB事業を営んでいるため、手元のメモにユニットエコノミクスを強くする方法を書き溜めていました。 ある取材の時にそのメモを参照したので、自分のメモ帳に眠らせず、世の中に公開してみたいと思います。前半でユニットエコノミクスとは?を解説し、後半で具体的にエコノミクスを強くする方法をまとめて

【無能な上司の特長】”本質的”を多用し、それに踊らされている

「”本質的”には…○○だよね。」 こんなフレーズ、知らないうちに使ってる人、結構多いんじゃないかな?と思います。このフレーズを使うと、みんなに賢く見られる雰囲気がありますよね。笑 ただ、”本質的”ほどちゃんと意味を理解して使われてない言葉もないな、と。 結論、”本質的”の意味を理解しないまま使うと、逆に頭の悪い人にみられちゃうので使うタイミングと場所は見極めましょう、という話です。 かくいう私も、明確にバチっと"本質的"の意味が理解できているかは分かりません。 でも

就活生に送りたい「"就活のための対策"はしちゃダメ」って話

最近、友人のご縁で意識の高い学生さんに会い、就活の相談を受けました。 今思い返すと、就活は(後から振り返ってみると意味がある気がするものだが…)実は、就活という行為自体には価値はないと私は思う。 新卒採用時に能力の高い子なんて本当にいなくて、もし能力が高い学生さんがいるなら、起業して好きなことをした方が何倍も楽しくて稼げて、承認欲求も満たせます。 自己分析の仕方(我流だけど多分、これが良いと思う) 就活にHOW TOはあんまり求めない方がよくて、その時に1番いいと思った

Q. Appleが「サービス会社化」すると一番困るのはGoogleなのはナゼ?

Q. Appleが「サービス会社化」すると一番困るのはGoogleなのはナゼ? A. スマホのOSを提供するライバル会社ではあるけれど、Googleは既存事業のしがらみがあるので、Appleが今回発表したようなサービスを提供できないから。 先日、Appleが大々的な新サービスが発表会を行いました。いつものAppleとは異なり、ハードウェアでもソフトウェアでもなく、サービス中心の発表会だったことがとても印象的でした。 発表会の直前にハードウェアの新バージョン発表を予告リリ

初めてメンバーを持つマネージャー(管理職)のイロハの「イ」

<目次>・管理職って何する人?・そもそもマネジメントって?・自分が何タイプか認知しておく・まとめ 管理職って何する人?初めて管理職になった人がまず行き止まるのが、『管理職って何するの…?』と言うことですよね。一般的には様々なシーンでのマネジメントを求められます。1番イメージ付くのはメンバーマネジメント。ただ、これ以外にもマネジメントすることは沢山あって、部署内の折衝、部外の人との折衝、上司への折衝、メンバーの顧客との折衝…とにかく、ありとあらゆる、人が関係しているところのマ

「成長すること」は目的にはならない件

<目次> ・成長ってなんだろう? ・『成長したい』の前に。 ・まとめ 「成長したい」 結構、よく聞く言葉です。仕事でもプライベートでも、結構いろんなタイミングで、いろんな場所で。 それこそ、僕が以前にいた会社であるRルートでは、こんな言葉が四方八方で行き交っていましたが、(ひねくれてるわけではないのですが)僕は「成長したい」という言葉が多分、あまり好きではありません(Rルートは大好き)。僕のことを知っている方ならご存知かもしれませんが、「成長したい」と言ったことがありま

「じっくりPDCA回そう」という、それっぽいダメなスタンス

僕は滅多にPDCAという言葉を使いません。なぜなら、割と現場感ないなって思っちゃうからです。(ごめんなさい) 私が初めてPDCAって教えられたのはいつだったか…(もはや覚えてない)。当時は「ピーディーシーエー…なんか響きがカッコいいな。」って感じでした。多分、以前の時代はそれでも良かったのかもしれませんね。 サービス(プロダクト)のライフサイクルが、それなりに長くって、1度当たればしばらくドカン。そもそも、当てるまでに時間をじっくり掛けられた。でも経営者の方であれば「分か

人事制度を作る上で絶対に守るルール

私は、中小・ベンチャー企業向けの新規事業の経営コンサルティング会社の株式会社Pro-D-useという会社を経営しています。 外向けには会社と言っていますが、実態はまぁ…能力の高い人たちの集落のような集団になっています。 新規事業を企画したり、戦略を考えたり、新しい売り物・商品・サービスを作ったり、それを一緒に売ったり、組織を創ったりと、ほぼ外部にその会社の従業員を雇った感じで動くハンズオン型のコンサル会社です。 だから売り物は、人材の時間(つまり、人ですね)になりますの