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すぐやる人になれる方法3選


普段から物事に早く取り掛かりたいと思っているのに、なかなかすぐに行動できない人がいます。


今回の記事を読めば、行動がいつも遅いと思っている人でも行動がしやすくなったり、早く物事に取り掛かることができるようになります。


今回の記事を読んでほしい人

・すぐに行動できる人になりたいと思っている人

・いつも物事を後回しにしてしまう人


すぐに行動できるようになる方法①


「未来の自分に期待しないこと」です。



すぐに行動ができない人の口癖は「後でやる」です。この「後でやる」という言葉の裏には「後ならできる気がする」「後でやったほうが上手くできそうな気がする」という気持ちがあります。


しかし実際は、そんなことはありません。後でやったところで自分の才能も状況もほとんど変わらないのです。「いま」が再びやって来るだけなのです。


なぜ後でやっても変わらないのに、人は先送りをしてしまうのでしょうか?


この理由は、人の「想像」は、つねに「現状」よりも彩られているのです。未来は常に今よりもよく、未来の自分は常に今の自分よりも有能で素晴らしい。というように人の心はそう思いがちな傾向にあるのです。


しかし、それは「錯覚」です。その未来が、現在になったときに目の前にあるのは「大きく変わっていない現実」なのです。終わってない宿題や課題、仕事などはほぼそのままの状態で現れます。


なぜ、現状は変わらないのに未来の自分に期待してしまうのでしょうか?


それは「自らを守ろうとする正常な心理的機能」が働くからです。


未来に状態は今の状態よりもベターと思うからこそ、人は生きることができるのです。人は基本的には楽観主義な生き物です。より良くなると思っているからこそ、この心理的機能が働くのです。


正直なところ、この心理が発生することは仕方がないのです。ただ、大切なことは、「ちょっと先の未来を今の状態よりもベターな状態にしておく」ことです。


要するに未来の自分がすぐに取り掛かることができるように工夫をしておくことです。課題のページを机に出して開いておく、パソコンの電源はスリープで待機状態にしておく、など作業自体をやりやすくしておきましょう。


未来の自分がすぐに行動を起こせるように今の間に何かしておきましょう。


すぐに行動できる人になる方法②


「他人効果を使いましょう!」



独りで何かをすることはとてもパワーがいるのです。自分の部屋で、独りで勉強をしなければいけないのに、ついつい怠けてしまうという経験はないでしょうか?


でも、図書館やカフェで勉強をすると、はかどった記憶はありませんか?


これは「他人の目」がなせるわざなのです。


他の人に自分が見られているという意識から、動くことができるのです。この「他人」を使うことで行動をしやすくするコツです。心理学ではこれを「ホーソーン効果」を言います。


会社も他人の目があるから、怠けることはできません。ホーソーン効果はモチベーション維持にもつながります。ホーソーン効果がなければ、あとは「自律心」に頼るしかなくなるのです。これはなかなか難しいものです。


ホーソーン効果を簡単に発揮する方法として、コミュニティーを活用しましょう。自分の部屋で集中できない場合はリビングで勉強をしたり、カフェを活用するのもいいでしょう。


また、いまはSNSが使えるのので、勉強することを宣言したり、勉強した内容を発信するといいでしょう。今では、勉強アカウントというのもあるので参考にしながら開設してみてもいいと思います。いいね、コメントがもらえたらとても励みになりますね。


人の欲求には「承認欲求」があります。誰かに認めてもらいたい、という欲求です。誰にも認めてもらえないと、自分の行動のモチベーションは上がりません。


独りで何かをしていると、「承認欲求不足」に陥ります。常に承認よ窮が満たされているようにしたほうが「すぐやる人」でいられるコツなのです。


すぐやる人に代わる方法③


「カンペキ主義をやめましょう!」



宿題や課題に追われる人、メールの返信がたまる人、やらなければならないことにすぐに取り掛かれてない人の特徴に、カンペキ主義があります。


なんでもちゃんとしなくてはいけない!すべておわらさなければいけない!というような思い込みが強い人ほどカンペキ主義でなかなか作業できません。


カンペキ主義になってしまうと最初の一歩がなかなか踏み出せなくなってしまいます。カンペキは追求していくときりがないですし、作業をする前の気持ちが億劫になってしまいます。


このようなことを防ぐためにも、中途半端でいいから1問解いてみるという方法です。文章なら、下書きを適当に書いておくことです。白紙の状態から少しだけ埋めておくのです。つまりベースを作っておくのです。


こうすることで人は中途半端な状態で終わらすことを嫌います。気が付けば5問、10問と問題を解いていたり、文章もベースと作ってあるので、書き出しだけ書くつもりが、文章全てを書いていた、などのことはよくあるのです。


カンペキ主義ではなく、わざと中途半端な状態を作り出すことによって、気持ち悪い状態を作れば、後はその気持ちに従って作業を進めるだけです。


私自身もこの文章を書く前は、次に書く題材だけ決めて終えるようにしています。そのような小さな次の作業に取り掛かりやすくしているのです。


中途半端な状態を目指してまずは今の作業に取り掛かりましょう!



今回の記事は以上になります。ありがとうございました。

さあ! 作業に取り掛かりましょう!


( 引用: 先送りせずにすぐやる人に変わる方法 心理学ジャーナリスト 佐々木正悟 著 ) 








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