SNSを見すぎると頭が悪くなる!?
こんにちは、こうちゃんです。
今回の記事は「SNSの見過ぎ問題」について少し記述していきます。少しでも皆さんの参考になればうれしいです。
今回の記事を見てほしい人
・SNSばかり見て時間を過ごしてしまう人
・SNS中毒になりつつあると自分で感じている人
現在はスマホユーザーが増えて、SNSを見すぎてしまうためにSNS疲れが溜まってしまう人が多くなっているでしょう。SNSを上手く付き合っていかないと自分が不幸な目に遭遇します。
・ヤマアラシのジレンマ
心理学で「ヤマアラシのジレンマ」という概念があります。寒さの中、2匹のヤマアラシがいます。離れていると寒いので、体を温めあうために体を寄せ合おうとします。しかし、近過ぎるとお互いの「針」が相手に刺さって、痛みを感じます。2匹をは近づいたり離れたりを繰り返しながら、お互いに傷つかず、丁度良い距離を見つけようとします。
この例えは、心理的な距離が近過ぎると傷つけ合うことになり、適度な距離感が重要だということを教えてくれます。
SNSも同じように、心理的距離を縮めるのに絶大な効果がありますが、使いすぎると、心理的距離が近くなりすぎて、トラブルを起こしたり、人間関係を悪化させてしまいます。
また、ミシガン大学の研究では、Facebookを使えば使うほど、落ち込んだ気分になり、生活満足度が下がり、主観的な幸福も低下することが明らかにされています。私たちはSNSはあくまで道具であるということを強く認識しておかなければなりません。
・大切な人だけつながる
人間が同時につながれる人数は限られています。ですから、毎日のように多人数と連絡を取り合ってしまうと、疲れてしまいます。人間の脳のキャパシティを超えないように注意しなけばなりません。
・SNSの使用を制限する
まずはSNSの数を減らしましょう。目安は2つ以下にしましょう。ストレスなく使うためには、自分が重点的に使うSNS以外は、スマホからアプリを削除しましょう。見なければ、自然と疲れは軽減されていきます。
そして、SNSを使用する時間を決めておきましょう。ほとんどの人は、無制限にSNSを見てしまいます。仕事の休憩時間、人を待つ時間、通勤時間など。時間を決めておくことで、SNS疲れを緩和させることができます。
スマホでSNSを見ないだけで、かなりの時間が浮きます。その代わりに、「通勤時間では読書をする」、「映画をダウンロードして通勤中に見る」などの代わりに行う作業を用意しておくとよいでしょう。これだけでも、SNSの利用時間は大きく減少します。
・承認を求め過ぎない
こんな言葉があります。
「他者からの承認を求め、他社からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる。」
ーアルフレッド・アドラー(オーストラリアの心理学者)ー
他人の承認を求めるために行動すると、他人に迎合する生き方になるのです。結果として自分の人生が生きられないので、不幸になると説きます。
たしかに、SNSで「いいね!」をされたら、嬉しいものです。しかし、嬉しい事とと踊らされる事は別になります。自分を見失わないように、現実世界と区別して考えなければなりません。目的をはき違えないようにしましょう。
・SNSでアウトプットをする!
自分の思ったことをつぶやいたり、投稿したりしてもいいでしょう。そのうえで、見ている人のためになることを考えてアウトプットすることを心がけましょう。この投稿はだれに向けているのか、このつぶやきはどんな人の問題を解決することができるのかを常に考えましょう。
そのような意識をすることで、人とは違ったSNSの使い方を学ぶことができます。そして、相手のことを考えて発言するため、文章力が自然と身に付きます。社会人の能力として、「わかりやすく伝える」という作業は一朝一夕ではできません。その能力を鍛える作業にSNSでのアウトプットは非常に役に立つでしょう。
良い投稿があれば、良い反応が多くもらえます。自動的にフィードバックをもらえるのです。無料で使えて、自分を鍛えることができるツールにSNSは向いています。皆さんも、一度SNSの使い方を変えてみましょう。きっと自分のためになること間違いないです。
今回の記事は「SNS疲れ」をテーマにして記述させていただきました。私自身もSNSとの関係を改めて見直す良い機会になりました。時間を有効活用するためにも、考えてSNSと付き合っていきたいを思います。
今回の記事は以上になります。ありがとうございました。
参考文献 (ストレスフリー超大全 樺沢紫苑 著)