マガジンのカバー画像

演技レッスン

7
演技レッスン記事のマガジンです。
運営しているクリエイター

#俳優

演技レッスン #5「感じる事」

演技レッスン #5「感じる事」

柴田です。

本日のテーマは「感じる事」です。

最初にお伝えする僕が最も大切だと考える5つのテーマ。

その中で「思考」と同じくらいに重要だと考えているのが、この「感じる事」です。

感じるとは?感じるとはどういうことかを説明します。

演じる事の各心部であり、ものすごく深い事です。

批判も承知で、物凄く簡易的に説明すると、その場で起きたことに、素直に「リアクションする事」です。

リアクショ

もっとみる
演技レッスン #4「自己認識」

演技レッスン #4「自己認識」

柴田です。

本日のテーマは「自己認識」です。

俳優は様々な役柄を演じます。その中には「普段の自分」とかけ離れた人物もいることでしょう。

在り来たりで陳腐で捻りのない喩えで心苦しいのですが、

人を殺した経験がない人が殺人鬼を演じます。

もう一度言います。俳優はどのような設定も演じ切らねばならない。

年齢が違っても、性別が違っても、地球外生命体でも、生命体でなくても!!

それはそうとして

もっとみる
演技レッスン #3-2「読解」

演技レッスン #3-2「読解」

柴田です。

前回の続き、「読解」について学んでいきましょう。

前回の記事では、「読解力の上げ方」と、「読解力の無さによって起こる弊害」をお伝えしましたね。

今回はそれを踏まえてもう少し深堀りしていきます。

脚本全体を把握する。プロの脚本家が書いたホンであれば、そこに無意味なシーンは存在しません。一見ストーリーとは関係ないように見えるシーンだとしても、役の人物の状況や心理を表すためのギミック

もっとみる
演技レッスン #3-1「読解」

演技レッスン #3-1「読解」

柴田です。

演技レッスンの第3回のテーマは「読解」正確には「脚本読解」ですね。

「シナリオ」「台本」「戯曲」と様々な呼び方はありますが、僕のレッスンでは「脚本」という呼び名で統一させて貰います。

「即興劇」を除いては、基本的に俳優は「脚本」を元に「演技」を構築していきます。

もちろん演出家もいます。ディスカッションしていくと思いますが、それ以前の段階として、俳優自身が脚本を手掛かりに「物語

もっとみる