<読書>本とハーブのある暮らし
辛い時には本を読め
これ、誰か偉い人の格言ではありません。
私が、自分に言ってきた言葉なんです。
人の言葉で傷ついたり、人を傷つけたり・・・
身に覚えのない批判や攻撃にさらされたり・・・
それを心の中で反芻しはじめたら
いやいや・・・と本を開くのです。
私は本を読むのが好きなので、好きなことに没頭するわけで
読書が苦手な人には逆効果かもしれません。
でも
気に入った本を読んで没頭したら、自分の悩んでいることや
相手の存在が、いかに小さなことか見えて来るようになります。
そして、未来への道筋もいつのまにか見えるようになると思います。
今、コロナ禍で、職種によっては人生を放棄したい気持ちに
なるほど辛い思いをしている人もいらっしゃると思いますが
植松努さんが、講演でこんなことを言われています。
樺太で事業を頑張って財産を蓄えていた祖父母は
戦争の終わりとともにロシアに占領されて全て失ったそうです。
そのおばあちゃんが「お金は値打ちが変わってしまう。
だから、お金があったら本を買いなさい」
そして頭にいれなさい、頭の中は奪われることはないから」
と教えてくれたそうです。
コロナ禍を嘆くよりも
明日の自分のために、楽しい事、元気をもらえること
生きるヒントなどを読書から、得る時間にすることをお勧めしたいです。
読書が苦手だけど本を読んでみたい・・そんな人のお役に立ちたい。
自分の好きなことで、誰かの役に立ちたい。
そんな気持ちでたどり着いたのが「読書療法」「読書セラピー」
ただ、日本には読書療養士とか、読書セラピストなんて資格はありません。
日本で唯一読書療法のしっかりした協会を運営していらっしゃる
寺田真理子さんも、このご著書の中で「資格」をださない理由について
書かれています。
本を読む楽しみ、本がくれる安らぎ、喜び
心からその通りと思うと共に、最近ずっとひっかかっていた
「資格」への考え方にも全く同感しました。
Q&A形式でわかりやすく読書セラピーについて説明されています。
どんなことも否定しない、全て認めてその先にご自身の意見を述べる、
そんな知性と優しさに溢れています。
私らしく本を読む楽しみを勧める・・・
それはハーブと本のある暮らしの提案です。
30種のハーブとビブリオ講座 でその思いは形になったと思います。
心が苦しい人のための本ならば
そんな辛さを和らげてくれるセントジョーンズワート のお茶を
飲みながら、読んでほしいと思います。
その有効性については以下のように日本維持新報のwebサイトでも紹介されています。
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軽症から中等症のうつ病に対してSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と同等の効果があり,
かつSSRIよりも副作用が少ないことが示されている(文献1)(文献2)。
また,重症のうつ病に対するSJWの効果を示した臨床研究も散見される(文献1)。
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更年期障害などにも有効と言われています。
ただ、セントジョーンズワート は医薬品に影響する相互作用があり
次の薬を飲んでいらっしゃる方は、薬の効き目を抑える働きがあるので
避けてくださいね。
血液凝固剤 抗HIV薬 気管支拡張剤 抗てんかん薬 強心薬
免疫抑制剤 抗不整脈薬 経口避妊薬(ピル)
最近では 抗うつ医薬品との併用で副作用がより強くでる
という報告もありますので、主治医の先生に相談なさってくださいね。