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<読書>全てのドアは、入り口である

現代アートは苦手、よくわからない
そう思っていた私に、友人が、
自分のことを書いてもらっている本があるのよ
と紹介してくれた本

地元道後の取り組み「道後オンセナート」
13ページにわたって紹介されていました。


何かのドアを開くきっかけは様々ですが
友人絡みというのはよくあることです。

タイトルの

「すべてのドアは、入り口である」

にも心惹かれました。
苦手な現代アートの入り口に立ってみてもいいかな・・・
そんな思いで購入しました。

後半にさしかかり
原田マハさんの言葉を読んで
私は確かに入り口に立った。

出口・・・この本を閉じるときに
どんな自分なのか、楽しみになってきました。


入り口にいた自分と出口に着いた自分を比べてみる

あなたが訪れた展覧会が良いものだったかどうか
その結論は出口にこそある。良質な展覧会を見ると
入り口にいたときの自分と出口にたどり着いたときの自分が
違う自分になったことに気づくはずだ。
展覧会の出口は、新しい自分への入り口なのである。
アーティストもキュレーターも
新しい出口をあなたのために用意しようと展覧会を作っているのだ。
新しい出口にたどり着くために入り口に立ってほしい。
そこにあるのは、あなたの友達の家のドアだ。
躊躇する必要などどこにもない。まずはノックしてほしい。
ドアはすぐ開かれるだろう。

結局、私は現代アートのファンになったかというと
知らずに苦手と思っていた部分は払拭されたように思います。
ただ、個人の好みとしては、ウイリアムモリスや
印象派の絵画の方がやっぱり好きだなあと思います。

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