＜映画＞「星の旅人たち」と二つの道の巡礼者
「道」を求める旅へ
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼の旅の始まりで
命を落とした息子の遺品を受け取りに行った父親
そこで、息子の遺灰と共に旅を続けることにします。
旅で出会った人たちとの交流から聖地を目指して歩くうちに、関係が悪かった息子のことをゆっくりと理解し新しい生き方を見つける物語です。
旅で出会った人たちと交わす言葉が深くて素敵です。
旅の終盤に向けて、清々しい感動に包まれます。
１０年以上前に観た時に
「いくつになっても人生は始められる」
の言葉に胸を熱くし
７０歳になったら私もこの巡礼の旅にチャレンジしてみたいと思いました。
８００km きっと歩くだけなら歩けると思っていましたが
Amazon primeで観られるので、久しぶりに観てみたら
あの荷物を担いでの８００kmは、もう私には無理だなと思いました。
でも、映画を観ることで、再び一緒に旅をした気分になりました。
憧れた聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼の旅を諦めかけていましたが
もう一つの巡礼の旅が日本にあります。
そのサイトを見ていると、二つの巡礼者になれるかもしれないとワクワクして来ました。
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ巡礼の旅は下記のうち、いずれか１つを達成する必要があります。
徒歩または馬で少なくとも最後の100km以上を巡礼する
自転車で少なくとも最後の200km以上を巡礼する
熊野古道の巡礼は徒歩のみに限られ、下記のうち、いずれか１つを達成する必要があります。
徒歩で滝尻王子から熊野本宮大社(38km)まで巡礼する
徒歩で熊野那智大社から熊野本宮大社(30km)間を巡礼する
徒歩で高野山から熊野本宮大社(70km)まで巡礼する
徒歩で発心門王子から熊野本宮大社(7km)まで巡礼するとともに、熊野速玉大社と熊野那智大社に参詣する