「マスク明け」について。
こんにちは！NPO法人高卒支援会でボランティアをしています、高校二年生の井上です。先日、政府が新型コロナの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザと同じ「５類」に引き下げるとの発表がありました。今後は屋内でのマスク着用が求められなくなるようですが、マスク着用についてはまだまだ賛否両論があるようです。
「マスクを着けていたい」という人の中には、感染を避けたいという理由のほかに、素顔をさらしたくないという理由があります。
私たちは長期間にわたってマスク着用を要請されてきたわけですが、それがマスク依存につながることは十分ありえます。例えば「顔パンツ」なんという言葉がありますが、これはマスクを脱ぐことは下着を脱ぐことと同じだということを意味します。マスクは自分の顔のコンプレックスを隠せてしまうので、マスクを外した顔にガッカリされたらどうしよう、と思ってしまうのです。
また、マスクの特徴として、表情を隠してしまうということもあります。非言語的コミュニケーションがしづらいなどのデメリットが大きいことは確かですが、実はメリットもあります。人の顔色をうかがわなくて済むなど、人と心理的な距離がおけることに、過ごしやすいと感じる人もいるようです。
マスクの着用・着脱について、様々な理由があるにしろ、無理に外させることはストレスとなりえます。着用を要請されたときも、それなりにストレスがかかりましたよね。マスク着用、ソーシャルディスタンス、黙食．．．これらを主とする制限が不登校の一因となっていたことは事実でしょう。同様に外すことを突然強いられたら、それもまたストレスになってしまいます。お互いの意見を尊重して、柔軟な対応を心がけるべきだと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました！
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