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GW明けのメンタルケア①「考える時間」の過ごし方

(この記事は、じゅくちょうが小説購入者限定でお届けしているメルマガをインターン生がピックアップした記事です。掲載までにタイムラグがあるため、現状では内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。)

(2021年5月7日の記事より抜粋…)

こんばんは、じゅくちょうです。
この週末でGW気分も終わり、平常モードに戻りますね。年度始まりからGWへの変則的な生活は、心身ともにお疲れの方も多かったと思います。

長期間、お疲れさまでした。

ただ、たちの悪いことに、自粛生活もまだ続きそうです。よほど自分で工夫できないと気持ちは下がるばかりだと思うので、お互いがんばって乗り越えましょう。
(何の解決にもなってねえよ)

自分で言っておいて何ですが、じゅくちょうはこういう「何の解決にもなってないメッセージ」が嫌いです。

「忘れ物をしないように」とか「とにかく行動しよう」みたいなメッセージは、スポーツで「点を取って勝つことが大事」と言ってるようなもの。当たり前のことを言ってるだけで、何の価値ももたらしていません。

じゅくちょうもよく、インターン生たちに目標だけ伝えて放置するのです
が、それできっちり成果を出せるのは、優秀な人だけです。
(地味に煽ってんじゃねえか)

じゅくちょうは「3ヶ月で若者向けサービスを作る」と宣言して5人を巻き込みましたが、ケネディ元大統領は「10年以内に人類を月に着陸させる」と宣言して50万人を巻き込みました。

まだまだ未熟者で人との距離感をつかむのが苦手なじゅくちょうですが、こうして自分の考えを共有したり、一緒に過ごす機会を増やしたりして、がんばります。

今日もよろしくお願いします。
(いいねやコメントも積極的にお願いします)

インターン生たちと話していると、彼らがメンタルを下げる要因は3つに分類されます。

① アイデアを考えたり、予定を立てたりする「考える時間」の使い方
② 本を読んだり、情報を取り入れたりする「インプット」の習慣
③ 発信したり、連絡に返信したりする「コミュニケーション」の作法

「考える時間取ってね」「勉強は大事だよ」「人と関わってね」では解決にならないわけです。

今日から三日間は、この三つのテーマをもう少し噛み砕いてみようと思うので、GW明けのメンタルを保つための具体的なテクニックとしてお役立ていただけたら嬉しいです。

今日は、「考える時間」について

まず「考える時にやってはいけないこと」からお伝えすると、こんな感じです。

×頭の中だけで考えること → 文字にしないと脳の負担が減りません
×15分未満で終わらせること → 脳は活性化するまでに15分かかります
×最初から正解や順序を考えること → 頭の中で考える時間が余計に増えます
×いきなりパソコンやスマホを使うこと → これらの機器では全体像が見えにくい

「とにかく紙に書き出して、全体像を整理してから、優先順位を決めましょう」というのが、世間でよく言われているアイデアです。ここまでは、インターン生たちにもこれまで伝えてきたつもりです。

しかし、これだけでうまくいかないケースがたまに出てきます。

「考える時間を確保して、紙に書こうとしても、何を書けばいいのかわからない」ってやつです。

紙に書いて考えるためには、アイデアを引き出すための「問い」が必要なんです。「問い」があって初めて、人は自分の考えを表現できるようになるわけです。

少し例を出しましょう……

インターン生たちには、「事業の全体像を考えた上で行動してね」と伝えています。

果穂は、学生より時間があるので、優先的に考える時間を確保してくれます。でも、いざ考える時間になった時、果穂はよくつまずきます。

「全体像ってなに? 事業について何を考えればいい?」

大雑把な問いでは、紙に書くほどの考えが出てこないわけです。

「期限はいつ?」
「それまでに完了しておくことは?」
「どんな人がお客さんになったら嬉しい?」
「お客さんにはどんなことで喜んでほしい?」

具体的な「問い」が立つことで、少しずつ考えが引き出せてきます。

「利益より大事にしたいことは?」
「顧客と自分の幸せが重なるところは?」
「今ある困難が未来への突破口になるとしたら?」

問いを立てるレベルが上がることで、大事にしたいことがより明確になってきます。

(ちなみにこれらの問いは、今週の課題図書『稼ぐ言葉の法則』をヒントにしています)

この辺の「問い」は思いつきでバラバラに出てくるものなので、最初は順序や正解を気にせず、とにかくたくさん書き出すことが大切です。

ポイントをまとめたり、優先順位を決めたりするのは、「全体像」が見えた後で大丈夫です。(だから、大きめの紙やホワイトボード、ふせんを使うことが推奨されています)

「問いが大事だよ」「まずはバラバラで大丈夫だよ」ということさえ知っていたら、「考える作業」は格段に楽に楽しくなるはずです。

数学と一緒で、頭の中で全部考えようとせず、「途中式」を書くことが大切、というわけです。

(子どもには勉強からこういうこと学んでほしい!)

頭がいっぱいになってメンタルが下がるよりは、今すぐできる行動を。ぜひこの週末に試してみてください。考えることを一緒に楽しみましょう。

① できれば1時間以上を確保する
② ボールペンと白い紙を用意する(ふせんとマーカーでもOK)
③ 思いつくままに問いを立てて、順次答えていく(=紙に書く)

(なお、問いを立てるのが面倒な人には、じゅくちょうの個別コンサルもあります)

……さて、考えるヒントになってますかね? 明日は『本の読み方・情報の取捨選択』をテーマにしてみようと思います。

サボったらごめんなさい。
(コメントといいねが励みになります)

そんなわけで、今日もお疲れさまでした。素敵な週末をお過ごしください。

じゅくちょう

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