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【まとめ】2017年おもしろかった本15冊

2017年に読んでおもしろかった本をまとめます。 kindleや本棚を見返して15冊に絞りました。キリよく10冊にしたかったのですが、選びきれず15冊になってしまいました。

以下順不同で紹介します。


ビジネスフォーパンクス

クラフトビール会社 BrewDog(ブリュードッグ) の創業者ジェームズ・ワットのマーケティング論が書かれた本。
一見ハチャメチャな感じもするのですが、ファンの集め方、チームやコミュニティーの作り方、財務の重要性など学ぶところが多かったです。
ジョニーラモーンやグリーンデイ等々パンクレジェンドの発言や曲を引用しているところも遊び心があってとても面白いです。

キッズファイヤー・ドットコム

新宿歌舞伎町のカリスマホストが、ひょんなことから子育てすることになり、子育てをクラウドファンディングでやっちゃおう!という話。
子育てあるあるも入っているので楽しく読めます。
そういえば先日松本のピカデリーでビブリオバトルがあったのですが、こちらの本で参加させていただきました。時間内に紹介しきれなくて悔しかったので帰ってから一気に本の感想をnoteに書きました。良い思い出です。

お父さんクエスト

うちの娘と作者の小山さんの娘さん、多分誕生日が1週間とかしか違わないのですよね。なので、Web連載している時から「わかるわかると」勝手に親近感を持ちながら読んでいました。

きみは赤ちゃん

妻が妊娠中に読んでいた本で、その時には読まなかったのですが、子供産まれた後にそういえばこんな本持ってたなーと思い出して借りました。これは全お父さん必読の本ですよ。
ところで著者の川上さんの旦那さんて阿部和重なんですね!学生の頃に「アメリカの夜」や「インディヴィジュアル・プロジェクション」を読んでいた私としては、「あの阿部和重もオムツ替えや寝かしつけやってるんだよなー」と思うと、じゃあ私も頑張ろうとやる気が出てくるから不思議。

モチベーション革命

松本の縄手通りのたこ焼き屋さん(?)に赤い髪のおばちゃんがいるんですよね。(モヤさまにも出ていた)この前街を歩いていたら赤い髪の方がいたので、あ、あのたこ焼き屋のおばちゃんだーと思ったんですが、全く別の人でした。
でもそこでたこ焼きを思い出してしまったので、どうしてもたこ焼き食べたくなって買いに行ってしまいました。
「これ、おばちゃんが仕掛けたマーケティングなんじゃないの...赤い髪見るとたこ焼き食べたくなるみたいな...」
まぁ全然そんなことないと思うのですが、まんまと(?)そのマーケティングに引っかかったわけで。
著者の尾原さんていつも赤いマフラーしてるんですよね。これなんでかなって思っていたんですが、この本読むと答えが出てきます。私の認識だと上記理由と同じだと思います(違うかもしれません)
そういえば厚切りジェイソンも、「厚切り」と言う文字を見るたびに思い出してもらえるようにというマーケティング戦略もあったとかなかったとか。

表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

深夜ラジオが好きなのでよく聞きます。特にオードリーのオールナイトニッポンが好きです(リトルトゥースです)。2010年くらいのから聞いているのでもう7年くらい聞いていることになるのでしょうか。(最近はもっぱらradikoで聞いていますが)
私はラジオを聞いて泣いたことが1回あるのですが、それが2011年の震災直後のオードリーのオールナイトニッポンでした。世間に絶望ばかり感じていた人が放つ希望の言葉に胸打たれたのです。
この本も途中までは旅行記として読んでいたのですが、終盤とんでもないところへ連れて行かれ、最後見事に胸打たれました。

いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本

今年はこのインプレスから出版されている「いちばんやさしい〜」シリーズをよく読んでいたと思います。4、5冊は読んだかな?このシリーズは名前の通り、いちばんやさしいところから図や説明文で丁寧に解説してくれます。

サ道

松本は車で10〜15分も行けば温泉に入れちゃうので、休みの日とかにサクッとよく行くようになったのですが、そこでサウナが好きになってしまいました。
こちらの本でサウナ道を学んでいます。一緒にサウナ行ってくれる人募集中です。

次の突き当たりをまっすぐ

元スーパーカーのいしわたり淳治さんの2冊目の本です。スーパーカーは私が一番好きなロックバンドです。今ではスーパープロデューサーとして活躍してますが、いつかバンドでギター弾いてくれないかなと思っています。
1冊目の「うれしい悲鳴をあげてくれ」がかなり面白くて何回も読みました。その続編的な本です。
この表現が伝わるかどうか難しいのですが、読んでいて『ロックバンドのセカンドアルバムを聞いている』ような感覚を覚えました。(スーパーカーで言えばJUMP UPですね)
1話5分くらいで読めるショートストーリーがたくさん詰まっているので、隙間時間にクスッとしたい方にはオススメの本。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

数学的側面に重点を置いてマーケティング理論を解説した一冊
マーケティングで話題の本だったので手を出したのですが、難しかった。数学、苦手なんですよね。でもそんなこと言ってられないなと読み始めました。
戦略/マーケティングっていうと、「こんな感じかな?」で始めてしまって「これで良いのだろうか?」と行き詰まったりするのですが、そういった課題特定をいかに数学的に行うのかが書かれている本です。
本当に難しく正直ところどころまだ理解しきれてないんですよね。友達に数学好きな人多いので、読んだ感想聞いてみたいところです。
そういえばUSJって行ったことないです。来年ぜひ行きたい。

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

確かに今更聞けないなー、と思って急いで読みました。非常にわかりやすく書いてあったので、私同様わからないけど興味ある方にオススメです。

希望の国のエクソダス

10年ぶりくらいに読んだのですが、今読んでも古さもなく面白かったです。日本の中学生80万人がいっせいに不登校を始めて、ベルギーのニュース配信会社と組んで資金を手にし、やがて北海道で地域通貨を発行する。。。と言った話。そういえば最近CAMPFIREと幻冬舎がクラウドパブリッシング事業を行う共同出資会社、株式会社エクソダスを設立するというニュースありましたよね。こちらも楽しみ。

混ぜる教育

立命館アジア太平洋大学について書かれている本。この大学は生徒数の半分が外国の方みたいですね。そういう大学が東京ではなく大分にあるのが面白いなと。
普段生活していると自分の心地よい環境に身を置きに行きがちですが、こういう自分とは違う価値観を持つ人たちの間に混ざりに行きたいなと思いました。

Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

タイトル通りAirbnbのストーリーが詰まった本。こういう企業のストーリー本は大好きです。新しいWebサービスが出るたびに、なんでこのサービス作ろうと思ったんだろう?っていうのを知りたいんですよね。
そういえばAirbnbの創業者3人ともデザイナーなんですね。これを聞いてデザインも勉強するかと思い『なるほどデザイン』も読みました。こちらも面白い本だったのですが、読んだ結果、やっぱりデザインはデザイナーさんに任せようという結論になりました。

小さなチーム、大きな仕事

チーム作りの説明書のような本。困った時に時々読み返します。一番好きな箇所は、ビジネスで使ってはいけない四文字言葉の項。下記は絶対に使ってはいけないそうです。
「need(必要)」
「must(しなければ)」
「can't(できない)」
「easy(簡単)」
「justただ)」
「only(だけ)」
「fast(早く)」
そういえば以前制作やっていた時に、営業の方から「この機能簡単にできるでしょ?」って言われるたびにイライラしてたの思い出した。
簡単なことなんて、この世にない。


...といったところでしょうか。読んでいた本を見ると、その時に何に関心があったのかが思い出せて面白いですね。来年はまた全然違うジャンルの本を読んでいると思います。

知り合いの方であれば貸しますのでFacebookでメッセージください!

それでは来年もよろしくお願いします。

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Koshi Kagawa
読んでいただきありがとうございます。