"子供たちを地域で育てる" は今どき社会でも実現可能か?
兵庫県の稲美町にある民間施設『放課後自習室まなぼぅや』。
毎週水曜日の夜に中高生たちが集まり、ボランティア先生達が寄り添うなか思い思いに勉強をしていくんだそうです。
施設の利用料金はなんと"無料"。
運営は賛助会員から募られた年間2,000円/1口の寄付が原資。
この取り組みを聞いた時には「子供を地域で育てる」の実践はこういうことかもしれない?と温かい気持ちになりました。
〇放課後自習室 まなぼぅや https://yururiyainami.jimdofree.com/%E6%94%BE%E8%AA%B2%E5%BE%8C%E8%87%AA%E7%BF%92%E5%AE%A4/
「子供を地域で育てる」というキーワードに共感できる人はいても、
自ら手を挙げて活動を始めるとなると並大抵の勇気では無い気がします。
地域の方からの理解や協力? 運用の在り方? 資金の問題?
想定していない問題なども解決しながら進んで行く馬力?
親たちからすれば子供を預けるのに一定の安心感が欲しいし、
子供達もつまらなければ素直に離れていってしまうだろうと思われ。
昨今、社会的企業と言う言葉を耳にします。
僕らの住む久喜市内にも、問題を抱える子供たちに学びの手を差し伸べたり、食事を提供したりする取り組みがあることを聞きます。
いろいろな"場"が出来ていくことによって利用者も自分のカラーに合った"場"(またはコミュニティ)を選べる様になっていくことでしょう。
これからもいろいろな良心的取り組みが生まれ、街が成熟していくことを願います。