「古楽の楽しみ」が6時台に復帰/岸田総理のスピーチに思う
4月12日(金)晴れ
昨日は忙しく、午前中に松本まで行って整体で体を見てもらい、すぐ引き返してセブンでお昼を買ってうちで食べ、着替えて高校の旧友の葬式にお焼香だけあげに行って、ツタヤで「魔法使いの嫁」20巻とその断片集1巻、「新九郎、奔る!」の16巻、「ダンス・ダンス・ダンスール」の28巻を買って帰り、また着替えて会計事務所に行って決算の打ち合わせをした。夜は同級生から電話がかかってきたので仕事の後でご飯を食べにいくことにし、亡くなった友人の話などひとしきり。話題がいろいろ飛んで例のボランティア学の人の話とかwokeの問題点とかの話をしようかと思ったのだが全くそういうものに疎い人だったから何をどういうべきか困り、なんというか中途半端な説明になってしまった。知らない人に現状を伝えるのが難しいということと、もう一つは話しているうちにこちらの気分が悪くなってしまうということもあるので、あまり話したくないんだよなということはあるなと思った。
帰ってきたら日付が変わっていて、少し普段とペースを変えてしまったのでちょっと心配したが、1時に寝て5時半に起きた感じなので、まあそれなりには寝られたかなとは思う。今日は母を病院に連れていくということもあり、朝は実家と作業場と職場のゴミ捨てを済ませてからスペリオールと週間漫画タイムズを買いにコンビニへ行ったのだが、スペリオールの裏表紙が折れていたのだが他になかったのでそれを買った。
4月になってから、「古楽の楽しみ」が朝6時台に戻ってきたのでドライブは結構楽しい。ここ数年5時台に追いやられて6時から基礎英語になっていたからどうもあれだったのだが、音楽ファンの声が届いたのだろうか。教育番組をFMでやりたいというのは理解できないことではないのだが、できれば音楽中心の波とは別のものでやってもらいたいと思う。
岸田首相のスピーチがいろいろ話題になっている。
内容を読み、少し話しているのを聞いたが、ジャパニーズイングリッシュながら文の構成としては上手いなという感じで、どの程度自分が書きどの程度ライターが書いたのかはわからないけれども、それなりに練習して望んだのだろうなという感じはする。
全体的に評判が良く、まあ「気が利いている」「洒落ている」という点ではまあよくできたスピーチだとは思うが、大きく言えば無難で大失敗はしないだろうという感じはする。ただ逆に言えば、そこが鼻につくと言えなくはない。
故・小渕首相のような「株上がれ〜」みたいな脱力的なというかそういう感じはないし、故・安倍首相の「ウラジーミル!僕たちの未来は云々」みたいな盛大なやらかしというのは岸田さんはやらないだろうなと思う。ただそういうものをやってしまうところが小渕さんや安倍さんにはある意味での侮れなさがあり、今でも鮮明に思い出せるものを持っているわけだけど、岸田さんの場合は「優等生が気の利いたジョークを言う」みたいな知らんがな感もなくはないわけである。
まあ総理大臣のスピーチというものは、日本を代表して行うものだから、「自分が主賓と認識されているとわかって安心した」みたいな自虐的なスピーチはまあウケるだろうけどちょっとなという感じもある。アメリカには「大統領のスピーチ」という本がたくさんあるというが、日本でも「総理大臣のスピーチ」みたいなものをまとめてもらって、特にこういう晩餐会的なところでのスピーチなどはいろいろと面白いのではないかと思った。
私が印象に残っているのはブッシュ父大統領が来日した時にパーティーの最中に倒れてしまい、宮沢首相がそれを気遣うみたいな場面で、そこで宮沢さんのスピーチ自体は結構気の利いた内容だったのだけど事態の慌ただしさにあまり目立たなくて残念だなと思ったことだ。
そういうスピーチの記録は残っているはずなので、一冊の本になると良いなと思うのだった。
まあとりあえず一番忙しいところは経過したのでじっくり腰を据えてやっていきたいと思う。
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