長野『The Sauna』ととのい記 ユクシ -Yksi-前編 | サ獣のススメ⑫
旅するオオカミVtuberの行李ちるです。
普段は旅動画Vvlogの公開や、Vtuberとしての配信活動をしております。
そんな旅系Vtuberの定期的な配信企画の一つが、サウナ配信『サ獣』。
サ獣の相棒:戌ヶ森ロクさん&ゲストサウナーの方と
日本のみならず世界各地のサウナについて、トークを繰り広げております。
さて2025年は念願のフィンランド旅が実現しました!寒かったが、約2週間じっくりフィンランドとサウナを堪能しましたよ…!
サウナ配信『サ獣』でもこのnoteでも、
しばらくはフィンランドのサウナネタを擦っていきます。
とても充実したフィンランド・サウナ旅でしたが、
フィンランドに行く前にぜひ行きたい!と思っていたのが、
サウナ界では超有名な、長野・野尻湖にある『The Sauna』。
有名サウナビルダーの野田クラクションべべーさんが手掛ける、
日本でフィンランドを感じることができる、本格サウナ。
以前野田クラクションべべーさんが手掛けた、
北海道・釧路の『THE GEEK』を訪れたことがあるのですが、
とても良いサウナでした!記事にもしています!
なおサ獣の相棒:戌ヶ森ロクさんは、
野田クラクションべべーさんと関係があるらしいとかなんとか…
『The Sauna』のサウナ後に冷たい水風呂と雪にダイブすれば、
フィンランドの冬も耐えられるでしょとの想いから、
冬の長野へのサウナ旅が始まったのでした…!
今回は『The Sauna』前編、『ユクシ -Yksi-』でのととのいとなります。
大阪から『Tha Sauna』への道中とPreサ飯
2024年冬。
念願の『The Sauna』へは、大阪から向かいます。
今回は大阪から福井の敦賀で北陸新幹線に乗り換え長野へ、
さらに北しなの鉄道に乗り換えて、『Tha Sauna』の最寄り駅である
黒姫駅へ向かいます。
名古屋経由で長野に向かった方が安かったんですけど…
北陸新幹線に乗りたかったので!
北陸新幹線の始発駅である福井の敦賀までは特急「サンダーバード」で。
以前は金沢以北まで直通していましたが、全部敦賀行きになりました。
特急・新幹線の醍醐味と言えば駅弁ではないでしょうか…!?
大阪駅の売店で買ったあなご寿司とレモンサワーを食べつつ、
一路北へ向かいます。
敦賀駅の特急と新幹線の乗換は面倒…
と聞いていたのですが、思っていたほど時間かからなかったなと思いつつ、
北陸新幹線に乗車です。これで長野まで向かいます。
特急・新幹線の醍醐味と言えば駅弁ではないでしょうか…!?(再)
名物の鯛鮨である「鯛の舞」と日本酒で一杯…!
Preサ飯はこちらということで…!
デザートには、北陸新幹線ではまだ絶滅していない車内販売より
「シンカンセンスゴイカタイアイス」を。旅の醍醐味なんだけどね…
そんなこんなで約4時間。
飛行機ならフィリピン辺りに着いてる時間が経ちましたが、
ようやく長野駅に到着です。
黒姫駅までの北しなの鉄道は、明らかに雪が降っていることが分かる外観。
車窓も雪景色…!
約1時間乗車して、黒姫駅に到着。
サウナのベストコンディションじゃないでしょうか…!?
黒姫駅から『The Sauna』まではタクシーで移動します。
駅併設の観光協会ではタクシーの割引券がGetできるので、
ぜひもらっておきましょう。初乗り運賃分が安くなるはず。
特急→新幹線→普通列車→タクシーと乗り継いで、
ようやく到着した『The Sauna』。楽しんでいきましょう!
LAMP野尻湖散策
今回訪れた『The Sauna』ですが、
正確には『LAMP野尻湖』という宿泊施設に併設したサウナ施設。
『The Sauna』自体は日帰り利用が可能な施設ですが、
わざわざ大阪から訪れて宿泊しないのはもったいない…!というかサウナ後に物理的に戻れない
そのため『LAMP野尻湖』に宿泊予約をしています。
ドアを開けると、北国出身なら理解できるワード、「風除室」。
館内用のスリッパもかわいいランプの絵柄で癒されます。
館内に上がると、まずは暖炉のある暖かな共用スペース。
冬はとにかく暖炉に癒される…
受付前にはバーコーナーが備わっています。
食事の際のお茶なども、こちらで提供されます。
コーヒーに絶対合うであろうアップルパイ。
駅弁を食べていなければ食べたかった…
そして共用のダイニングルーム。ここで食事をとります。
なお『LAMP野尻湖』は宿泊者以外も食事利用が可能です。
ランチ営業はハンバーガー主体で美味しそう…!
今回の滞在では、ディナーと朝食で利用しています。
黒板には食欲をそそられるメニューやクラフトビールが。
サウナ後のサ飯が楽しみ…!
そしてサウナグッズコーナー。
さすが『The Sauna』。圧巻のグッズラインナップ。
Tシャツやサウナハット、後日一緒にサウナに入るVtuberの方への
お土産など、たっぷり散財ました…!
そしてお部屋へ。
本日はツインルームを予約しています。一人で宿泊だけど。
エアコンに暖房器具と寒さ対策もバッチリ。
細やかな所にも気を配っていると感じました。
ツインルームの他にも、和室やファミリールーム、
専用サウナ付きトレーラーハウスや貸し切りサウナ付きのEarthboatなど、
人数と予算に応じて楽しそうなお部屋が。
こんな感じでサウナの予約時間まで、たっぷり施設散策できました!
ユクシ -Yksi- でととのう
そしてサウナの予約時間。
今日は『The Sauna』で一番初めに完成した、
はじまりのサウナである『ユクシ -Yksi-』を予約しました。
この『ユクシ -Yksi-』と2番目にできた『カクシ -Kaksi-』が共用サウナ、
3番目~5番目は基本的に貸し切りサウナになります。
今回の旅では明日朝一で『カクシ -Kaksi-』を予約しているので、
『The Sauna』の基本から攻めたいと思います。
また『The Sauna』の共用サウナは2時間制。
ですがその中にはサウナ前のシャワーや着替えの時間、
サウナ後の入浴時間は含まれていないため、
純粋なサウナ→水風呂→休憩を2時間たっぷり楽しむことができます。
これは良心的!
それでは予約時間前に受付へ。
『The Sauna』は水着着用のサウナなので、ここで借りていきます。
水着はサウナ料金に含まれており、ポンチョは500円で借りれます。
冬なら…ポンチョないと大変そう…!
共用の脱衣所で水着に着替えた後はいよいよサウナへ。
こんな感じの裏口からサウナへ向かいます。ワクワク。
トンネル?の先には白銀の世界が…!
外へやってきました!『The Sauna』の看板がお出迎え!
看板が雪に埋もれるほどコンディションばっちりです…!
今まさに雪が降り積もる『The Sauna』。
これを経験すればフィンランドも大丈夫でしょう…!
そしてこちらが『ユクシ -Yksi-』。
白銀の世界から灼熱暖かな世界へ優しくいざなっています。
こちらが『ユクシ -Yksi-』内部。
中央奥にデンと構える薪ストーブ。
サウナ室内では木の板を敷いて座ります。
なおこちらの『ユクシ -Yksi-』、1回の定員が6名。
6名でも胡坐をかいてゆったりと座れる空間が広がっていますが、
訪れた当日は3名利用でラッキーでした。
サウナ室内は敢えて暗くした作りになっているそう。
後日フィンランドで訪れたスモークサウナの雰囲気に似ていると、
この記事を書いている際に思いました。
早速ロウリュしていきます。
『The Sauna』に訪れる人は基本的にサウナーなので、
皆さんお熱いのがお好き。たっぷり蒸気を堪能します。
また『The Sauna』ではヴィヒタも販売しているので、
購入して全身叩いておりました。香りが心地よかったです…!
こちらではスタッフの方が定期的に、
火の加減やロウリュ用アロマ水の補充をしてくれます。
ですので常にバッチリなコンディション。
当日は雪が降り積もり外気温も低くと最高の状態だったようで、
雪をサウナストーンにかけたり、氷柱をサウナストーンに置いたりと、
冬の『The Sauna』を存分に楽しませてくれました!
なお爆熱が襲います。
そうやって温まったら、お待ちかねの水風呂。
『The Sauna』の水風呂は、黒姫山の伏流を引き込んだもの。
冬なので当然一桁前半。
もちろん冷たいんだけど、肌触りが良くて気持ちいい。
そして雪へのダイブ。
ふかふかの雪に飛び込むと、一気に身体が冷えます。最高。
そして休憩。
ととのい椅子は…こりゃ凍てつくなぁ…!
さすがにポンチョを着ていても外気浴できない…!
という人でも安心なのが、敷地中央に現れるテントスペース。
中には素敵空間が広がっていました…!
こちらは『ユクシ -Yksi-』と『カクシ -Kaksi-』利用者専用の、
おしゃれ内気浴スペース。
雪にダイブして冷えてしまっても、暖炉もあるので安心・・!?
各サウナには給水用のお茶が常備されていますが。
内気浴スペースでは白樺茶でほっと一息付けます。
もちろんサウナドリンクも!
ということで注文したのが「ガラポ」。
北海道でよく見かけるガラナドリンクとポカリスエットの組み合わせ。
かわいいジョッキで提供してくれます。
さらにフィンランドのサウナではド定番のソーセージも。
こちらはハーブソーセージとチョリソーの2種類から選べました。
今日はハーブで明日チョリソーにします!
「ガラポ」は天然の冷蔵庫に入れておけば、
次のサウナあがりもキンキンに冷えてやがりますね!
汗を流して水風呂に入って雪にダイブして、
ガラポを飲んでソーセージを食べて…
充実の2時間はあっという間に終わりました!
こんな素敵なサウナ体験が楽しめる『The Sauna』ですが、
常連さんに話を聞くと、冬は予約がしやすくなり穴場とのこと。
雪にもダイブできるのに…!行くなら今ですよ…!
サ飯:『The Sauna』のラムマーボーご飯
充実のサウナの後はサ飯!ということでダイニングルームへ。
物凄くメニュー数が多いわけではないのだけれど、
心惹かれるメニューが多いので、どれを選ぶか迷いました!
黒板にも美味しそうなメニューが書いてるしね…
まずは乾杯!ということで、黒板に書いてあった
長野のクラフトビールである「Mallika 062 Pale Ale」で喉を潤します!
ご飯は定番の「究極のサウナ飯 ラムマーボーご飯」をチョイス。
ラム肉の風味とピリ辛感でご飯が進みます…!
温泉卵をトッピングしたので、所々はマイルドに味変です。
そして「LAMP名物! 骨付きスモークチキングリル」も注文。
サウナ後は濃いものを欲してるので、ガッツリ肉を喰らいます。
結局定番どころを注文したので、また来て別のメニュー頼まなきゃ…!
最後は「地元のジンソーダ」で爽やかに。
こちらも『The Sauna』が立地する信濃町のクラフトジンを使用しており、
爽やかかつ地元愛を感じる一杯でした!
今回ははるばる大阪からやってきましたが、
とても素敵なサウナに入れて満足なのでした…!
これが明日もあると思うと…今日はぐっすり寝られそう…!
次回は『The Sauna』後編、『カクシ -Kaksi-』でととのいます…!
◆サウナ Data
『The Sauna』『ユクシ -Yksi-』
営業時間:
【第1部】10:00-12:00
【第2部】12:40-14:40
【第3部】15:20-17:20
【第4部】18:00-20:00
月曜定休日、各回定員6名、予約制
料金:平日:1人 3,500円(税込)
休日:1人 4,500円(税込)
・ポンチョは1着500円、ヴィヒタは1束2,000円~とオプションあり。
・サウナ中のドリンク、ソーセージはスタッフの方に注文し、
サウナ後に精算。
・『LAMP野尻湖』の宿泊料は部屋、日付毎に異なるため、
公式サイトを参照のこと。
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