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Loy La Long Hotel(ロイラロンホテル) | バンコクの隠れ家からチャオプラヤ川を望む

旅するオオカミVtuberの行李ちるです。
世界中の旅人に人気の地、タイ・バンコク。
宿も高級ホテルから格安ドミトリーまで多種多様にありますが、
今回はまるで隠れ家のようにひっそりと佇む人気の宿
Loy La Long Hotel』(ロイラロンホテル)に宿泊してきました。
本当にこんな場所に宿があるの?というロケーションですが、
百聞は一見に如かず、隠れ家は探さないと見つからない!

*『Loy La Long Hotel』編はVvlogも公開しています!
ぜひクリックとチャンネル登録を!


オフ会とバンコク街歩き

ネット上で繋がりのある人とリアルで会うオフ会。
Vtuberというキング・オブ・バーチャルな活動をしている我らでも、
時たまオフ会の報告は聞こえてきます。

しかしながらバーチャルアジア在住の身としては、
基本的に日本に帰っている時にしか存在しないイベント…

だったのですが、
酔狂な リッチなVtuberの方がバーチャルアジアに遊びに来る
ということで、晴れてバンコクでのオフ会成立となりました…!

Vtuberがよくやるやつ!を篠田ハチベエさんと実践 | ファーストクラスで世界を回る猛者

せっかくのオフ会…しかもリッチな篠田ハチベエさんということで
お店選びどうしよう…!
と頭を抱えていたのですが、ハチベエさんのご希望チョイスがこちら…

チムチュムチュラ | Vtuberオフ会としては史上初であろう青空ローカル屋台

The バーチャルアジアでいいですね!

ハチベエさん「チムチュムが食べたい!」という鶴の一声で、
ルンピニー公園駐車場の『チムチュムチュラ』でのオフ会となりました。

チムチュム」とはタイ東北部(イサーン地方)の料理で、
小ぶりな土鍋に肉やシーフード、野菜、ハーブなど入れる鍋料理。
ナンプラーやレモングスなどで味付けした透明なスープは、
全く辛くなくてさっぱり味。

チムチュムシーフード 250TB | 卵は先に溶いて具材に絡めて投入する 

個人的に「次にくるタイ料理」として推しているのですが、
バーチャルアジア日本だと提供しているお店はほぼなし、
元が庶民的な料理とあってバンコクでもインスタ映えするお店にはなし。
徹頭徹尾庶民的なお店で嗜むタイ料理です。

*『バンコク チムチュム食べ歩き』編はVvlogも公開しています!
ぜひクリックとチャンネル登録を!(重要)

リッチなハチベエさんも満足してくれてよかった…

ということでせっかくバンコクに行くなら
『Loy La Long Hotel』に泊まろう!
という長い前置きから始まりました。

隠れ家宿 『Loy La Long Hotel』(ロイラロンホテル)とは?

チャオプラヤ川。
バンコクの中心を流れ、王宮や三島由紀夫の『暁の寺』に登場する
ワット・アルンなど、バンコクを旅するのであれば一度は聞く名前。

チャオプラヤ川沿いの宿といえば『Mandarin Oriental』
『Shangri-La Hotel
』といった高級ホテルが有名ですが、
そこから北へ進んだタラート・ノイ地区に、
隠れ家宿『Loy La Long Hotel』は位置しています。

どれだけ隠れ家的存在かということで、宿の入り口まで来てみました。
…どこが宿ですか…?

ワット パトゥムコンカーというお寺の駐車場を突っ切っていく
駐車場の猫はあくびをしながら迎えてくれた

猫と戯れつつ駐車場を抜けると…宿の看板が。

しかしながら→の先に宿があるとは思えない雰囲気
外観は宿感ゼロのまさしく隠れ家

小さな案内看板を頼りに進んだ道の行き止まり、
Loy La Long Hotel』に到着です!

チャオプラヤ川を五感で感じる

日本では川を眺めると聞くと、
引退したお爺ちゃんが日がな一日ベンチに座ってボーとしている
という人生の終着点イメージが浮かんでくるような気がします。

しかしながら今回はチャオプラヤ川。
メコン川・ガンジス川…なんとなく旅の感じが出てくるというモノです

Loy La Long Hotel』は、
そんなチャオプラヤ川を五感で感じるのにぴったりな場所。
なぜなら川の上に建っているから

手の届くところにチャオプラヤ川という究極のリバービュー

1階部分の共用スペース。
柵など無粋なものはなく、手を伸ばせばチャオプラヤ川
これほど川の流れや行き交う船、少し涼しい風を体感できる場所はない。

2階のテラスも共用スペース | 朝食もここでいただける
共用のテラスからも都市を流れるチャオプラヤ川の眺め

お世辞にも綺麗とは言えないチャオプラヤ川ですが、
東南アジア屈指の大都会バンコクの中でも喧騒とは無縁の空間で
のんびりと滞在するのはオツなもの。

築100年以上の民家を改装してしており、内装もノスタルジック

Loy La Long Hotel』は築100年以上の民家を改装しているので歴史的、
だけど落ち着く内装でゆったり過ごせました。

ウェルカムドリンクで一息つく
2階の共用スペース | 部屋数が少ないためゆとりのある空間

1階・2階部分は素敵な共用スペースになっています。
わずか7部屋の『Loy La Long Hotel』なので共用スペースが埋まってる…
なんとことは滞在中一度もありませんでした。

1階のバーコーナーを見渡せる絶妙な位置のくつろぎスペース
たまには読書でもいかが…?
1階のバーコーナー | お酒をのみながらくつろぎましょう

1階にはバーコーナーが完備。カクテルはこちらで注文します。
ビールは部屋の冷蔵庫もしくは階の冷蔵庫からセルフサービスで。
しみじみとお酒を嗜むのもおつなものです。

暑いバンコク、川の音を聞きながらビールを飲む
勝手におこもりスペースと命名したところでビールを嗜む

滞在中、きっと好きな場所が見つかるハズ。

テラスでコーヒーを飲みながら夕陽を眺める
梅酒ブームとあってか自家製梅酒も完備

そして梅酒ブーム中?のタイとあってか、
自家製梅酒も完備しておりました…!

テラスで飲む梅酒も格別
チャオプラヤ川の夜景をお酒を飲みながら眺める

テーマカラーごとの内装が素敵なお部屋

Loy La Long Hotel』は各部屋にテーマカラーがあり、
今回宿泊したのが2階の青の部屋。

撮影前にベッドにダイブしたためよれたシーツ
寝具類は清潔で寝心地もよい

チャオプラヤ川の上に建っているホテルとあってか、
部屋は全てリバービュー

築年数100年以上経過しておりますが、しっかりリノベーションされており
設備面での不便はありません。

チャオプラヤ川を独り占め

共用スペースと同様にオーナーのセンスが光る内装。

青で統一されたインテリア | オーナーのセンスが冴える
神は細部に宿るという細やかなアンティーク

朝は部屋のテラスでコーヒーを。
青の部屋のテラスは申し訳程度、ほぼ一畳間のスペースですが、
このくらいこじんまりとした方が落ち着く人も多いのでは?

バーコーナーのドリンクはお代わり自由

朝食はアラカルト形式となります。
今回はイサーン地方風(タイ東北部風)目玉焼きの『カイガタ』をチョイス。
目玉焼き・おかゆ・パン・フルーツとたっぷりいただきました。

朝食はアラカルト形式 | 共用スペースならどこでも好きなところでいただける

滞在中はゆったりとした時間を過ごし、
またバンコクの喧騒の中へ旅立っていく
そんな隠れ家に宿泊できたのは幸せな体験でした。

タラートノイを散策する

Loy La Long Hotel』が位置するのは『タラートノイ』。
日本語で「小さな市場」を意味し、最近では街歩きの人気スポット。

街中にウォールアートが点在している
タラートノイ随一の撮影スポット | 向かいはチョコレートドリンク店

ウォールアートが点在し、撮影スポット多し
タイ人含めて多くの旅行者が訪れます。

なんとリクガメが散歩していた

そんな撮影スポットだらけの『タラートノイ』で歴史を感じるには、
『ソー ヘン タイ マンション』
へどうぞ。

220年以上前に中華系の富裕層の邸宅として建設された建物は、
現在はカフェとして営業しています。

中庭のプールが印象的

そして訪れたときは…
猫カフェとして営業しておりました(嘘)

意図せず猫カフェとなっていた | 親子ぬこに癒された

実は『タラートノイ』…
バンコク屈指のにゃんこスポット
この旅で何枚にゃんこの写真が増えたか分かりません…

歩けども歩けども なお我が旅はねこにまみれし

そうして散策したらご飯の時間。
今回は『タラートノイ』の中でも幻の?食堂にアタック。

こちらの『Han Pochana』、
立地はなんとマンションの二階。
そして入り口は外部の人が入れないようオートロック式
管理人に声をかけるか住人がドアを開けた隙に入るか…
斥候のような動きが求められます

マンションの二階で絶賛営業中

タイ料理と中華料理と洋食が一体となった
立地に似合わず上品な味付けの料理が提供されます。

エビの唐辛子炒め | お皿がタイ食堂のそれとは違う

エビの唐辛子炒めやステーキなど
街中のタイ食堂とは一線を画すメニューの数々

牛肉のステーキ | 古のビフテキと評したくなる

そんな隠れすぎている食堂でご飯を食べた後はコーヒータイム。
Mother Roaster』(マザーロースター)は
タラートノイのランドマーク的カフェ。

道沿いのド派手なウォールアートが目を引きます。

Mother Roaster外観 | いつの間にかウォールアートに埋め尽くされていた

カフェときくとお洒落なイメージを想像する…のですが、
一歩店内に入ると眼下にはガラクタの山

初見ではカフェといわれても分かるまい

こちらは元スクラップ屋を改装したカフェ。
一階部分はスクラップ屋そのままになっているので、
テレビドラマで犯人に追い詰められた時の倉庫を想像させますが、
二階部分はきっちりカフェなのでご安心を。

二階部分はおしゃれカフェ | 店はスクラップ&ビルドだが味は確か

Mother Roaster』という店名ですが、
御年70歳を超えるおばあちゃんがバリスタとして働いていることが
カフェの名前の由来になっています。
*訪れた日もおばあちゃんは働いていました。
なお今回はアイスコーヒーを注文しましたが、
ドリップコーヒー専門のスタッフの方が、
豆のセレクトから抽出まで一貫して担ってくれます。

街歩き後のアイスコーヒーは美味い

『タラートノイ』の夜はチャオプラヤ川沿いに素敵バーがオープン。
そんなバーの一つ、『バーン リムナム タラートノイ』は
川沿いのチルなスポット。

茣蓙の上にタイ枕というこれ以上ないくつろぎスポット。
そのままうとうとしちゃってもマイペンライ!?

チャオプラヤ川を眺めながら夜風に当たる
人をダメにするタイ枕で横になりましょう

ハーブベースのオリジナルカクテルは飲みやすく、
くつろぎ時間にぴったりです。

レモングラスのオリジナルカクテル | ぐびぐびいける

Loy La Long Hotel に滞在してみて

バンコクの隠れ家『Loy La Long Hotel』の滞在でした。
バンコクは様々な宿泊施設がありますが、
宿自体が思い出に残る宿としておすすめの宿です。
きっと素敵な滞在になるハズ…

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