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「魔法のQRコード」繋がりが必要な子どもたちだから

シングルマザーで三人の子を育てる
そりゃあ「容易なことじゃない」と知りつつも、一度LINEを切ってみた。
以前なら、足りないもの・欲しいものをLINEで確かめたり、通話で聞いていたのを止めてみた。

或る日、突然いなくなる・・・それは、こんなことなんだよ!お試しみたいに。

もちろん、それでも勝手に「食料品」は、送り続けていたから、所謂一方通行繋がりに。

下支えは「足りないを補う」
その一点が、先ずは重要だ。
日々の暮らしは、待ってくれない!
3姉妹ちゃんたち、食べ盛り・育ち盛り・お洒落したい盛りなのは、言うまでもない。
特にお姉ちゃんは「韓国コスメ」リクエストで、高齢者男子と深く繋がっているから、LINEを切ったのは痛手だったに違いない。

昨日は、シングルマザーさんに電話をかけた。
おそらく、数ヶ月ぶりくらいだろう。
LINEを切ったのは、僅か一ヶ月だったけれど、足りないものを確認する電話に関しては、もっと前から止めていた。

約二年間、会って支えている訳ではないから、わたしの
想像力だけでは、足りないを完全に把握するのは難しい。
「壊れかけた冷蔵庫」
「音楽好きな贔屓ちゃんのコンクール応援」
「交通費に宿泊費・本人の遠征費」
直接聞かなければ、正確な金額が分からない!
二年もやり取りをしているから、聞けばちゃんと答える。
おそらく、そのどれもが、シングルマザーさん「聞いて欲しかった」筈だ。

「困った時は、ちゃんと言うんだよ!」
まるで、母親みたいな役割だけれど、それはシングルになると直ぐに亡くした「お母さん代わりもするよ!」約束したことの一つだ。

冷蔵庫20万超
コンクール応援と遠征費・・・これは、わたしが口出しすると金額が跳ね上がる。
都会で開催だから、宿泊ついでに「食べたり・買い物したり」加えて、贔屓ちゃんが現地解散で家族四人で都会に放し飼い?
「Disneyに呼ぶくらいお金がかかる?」
女子高生のお姉ちゃんから、また行きたい!言われていたのが「先延ばし」になるなぁー
「三人に話したら、Disneyの方がいい!言うかも」
確かにそうだろうけれど。

同情するなら金をくれ!
現実だけを考えたなら、そのケースだろう。

「冷蔵庫壊れたと知ったら、連絡来ると想ってた?」
わたしの質問に
「想ってた・・・けど」
そうだよね、その連絡は必ずするように!
切実なことだからと、釘を刺していた。

わたしのじぶん勝手な「お節介」は
敢えて、遠くに住んでいるからこそ、支えていられる。
一つ一つ・一回一回「みんな忘れて」
ありがとうは要らないから!
それをいつだって言い続けている。
もちろん、恩に着せたりしない!
それもこれも、はるか遠くからだから、気にせずに暮らして欲しかった。

ただ、或る日突然、この関係に終わりが来るのは間違いないことだから、わたしはわたしなりに健康にだけは気をつけている。
そして、一日でも長く働き続けるつもりだ。

「分かった!直ぐに送るから冷蔵庫買って、新幹線とホテル予約して!それに、皆んなの着る物も買ってあげてね!」
贔屓ちゃんを皆んなで応援してあげてね!それも付け加えた。

きっと次は洗濯機が壊れるなぁー・・・


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