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いいこと。

今日、

あなたにとっていいことはあった?

あったっていうひとは、

なんのおかげなのか、ぐうぜんだったのか、

かんがえてみよう。

なかったっていうひとは、

明日、

誰かに、

なにかいいことをしてあげよう。


このせかいには

今日も、

学校に行けないひと、

暴力を受けているひと、

十分な食事を得られないひと

仕事を失ったひと

がいます。


頑張って勉強してきたことが報われたひと、

出産を迎えて、新しい家族ができたひと、

自分の前に救世主が現れて住む場所を見つけたひと

もいます。


どちらの一日が充実していたかなんて、

優劣はつけられない。


でも、

今日はあんまりいい日じゃなかったな

って感じた人も、

だれかにいいことをしてあげられる。


それは、

だれかに生きる希望を与えるかもしれない、

一つの命を救うかもしれない、

世界平和のきっかけになるかもしれない。


じぶんになにができるのか考えることも、

いいこと

になるんじゃない?


落ち込んでるたった数分の間でも、貧困により何人もの人が命を落としている。

彼らを救う義務がわたしたちにあるわけではない。

だからこそ、なにも前進しない時間に確実に誰かを救うこと、それはあなたに存在意義を与えてくれる。


貧困などは、先進国からの視点で語られることが多い。

実際、すごいものを知らない人は、普通のもので十分に満足できる。

逆に、すごいものを知ってしまったひとは、今までの生活に満足できなくなり、心が貧しくなってしまう可能性もある。

先進国にとって良いように「助ける」「救う」ということばを使うが、これが本当にいいことであるかなんて分からない。

だから、「寄付すればいい」みたいな単純な考えにはならずに、

なにがいいことなのか考えて実行してみることが大切だと思う。

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