お客様目線で考えたアメニティーの大切さ

今回はお客様がご来店した際に、目を引くものの一部として【アメニティー】に着目したいと思います。ディズニーホテルやリッツカールトンホテル、他にも様々な付加価値が高いとされているお店は、アメニティーが間違いなく充実しているはずです。整体・マッサージ業や飲食店などのサービスも全く同じと言えるでしょう。まず、お客様に喜ばれるヒントをここに書かせて頂きます。それでは宜しくお願い致します。

まずはスタンダードなところで

アメニティーと聞いて一番に考えなくてはいけないのが「女性が感じる、これはあって欲しいもの」です。最近では、サービスの質が高くなっているお店が増えているので、逆に物がないことがマイナス査定として働いてしまいますので、注意が必要です。

まずは「お化粧直しセット」

「コットン、綿棒、化粧水、クシ」です。マッサージ店に限れば、施術を受けるときは、間違いなくメイクが崩れます。家の近くだからと、どんなにすっぴんに近くても、メイクはしているものです。髪もボサボサになってしままいます。簡単なもので構いませんので、メイク直しができる環境は整えておきましょう！

あったら使うアメニティーの一部

次にあったらいいなと思うのは「制汗剤」です。ボディーシートとスプレーの両方があったらいいですね。気を遣う人はスプレーの音を小さくして使われるので、シートもあると安心しますし、しっかり拭き取れます。

「ハンドクリームやマスクスプレー」もあると女性に喜ばれます。施術をしていると意外にお客様の手が乾燥していたりすることに気づきます。万人受けする香り、例えばラベンダーや柑橘系などは使いやすいです。マスクスプレーに関してはコロナ禍ということで抗菌のイメージで置いてみました。いつもと気分を変える意味ではあってもよいと思います。

「水」もお店であれば、アクアクララのような常設のウォーターサーバーを置くことが多いかと思いますが、これをペットボトルにするだけで反応はよいです。暑い時期、水の補給が外出先でもしやすいので、お持ち帰りになる方がとても多いです。

今でこそ、マスクは必需品になっておりますが、当店では「個包装のマスク」や冬時期は「ホッカイロ」をお持ち帰り用に置いておりました。意外と、外出先でマスクの紐が切れてしまったとか、汚れてしまった時に便利ですし、ホッカイロも一杯はいらないけど、今、一つだけあると助かるということがあるので、用意をしておくのは大切だと感じます。夏でもエアコンが効きすぎて寒いという人もいますので。

あったら嬉しい！評判がとても良いもの

これが「充電器」です。

私たちの業種であれば30分～60分くらいは施術に入っておりますが、この間に充電できると、時間の無駄なく過ごせる印象を与えることができます。今の時代は、スマホを持っている方がほとんどで、移動中も触っていたり、テレビではなく、YouTubeをスマホで見ることがほとんどです。お会計もスマホ決済が増えておりますね。無いとお金が払えない人がいずれ出るかも知れません。

私の失敗談ですが、私はお薬手帳をスマホで管理しております。以前に、薬局に薬を取りに行った時、手帳をみせる寸前でスマホの充電が切れてしまい、お薬手帳を見せることができず、やや高くついたという経験があります。ほんの少し充電できればと(苦笑)

飲食店の場合はテーブルに置いたら、きっと皆さん使うでしょうね。回転率の問題など出るでしょうけど、テーブルの時間制限などで対応もできますし、アイデア一つでなんとでもなりますから。これは喜ばれます。

お客様があったらいいなと思うものを日々観察する

上記に書かせて頂いたのは一部ですが、お客様があったらいいなと思うものは常に観察して《お客様の声に耳を傾ける》ということです。

大雨の日で、服が濡れてしまうような場合であれば、タオルを置いておくとか、職業別でストレスのかかりやすい方用に何か置いてあげてもいいですよね。例えば、システムエンジニアの方であれば、ホットアイマスクを1枚置いておくのもいいかもしれません。

今やどの業種もサービスに力を入れていますし、その業種の垣根を越えて求められるものが多くなっています。その一部としてアメニティーを充実させるのは大切になるでしょう！きっとお客様の笑顔が増えて、人が人を呼ぶ口コミが増えていきますよ！

まとめ

①女性目線のスタンダードな【化粧直しセット】（コットン、綿棒、化粧水、クシ）は必ず置くようにすること。

②時期に合わせたアメニティーと用途に合わせた物を置くこと(制汗剤・ボディーシート、ホッカイロなど)で、ちょっと他のお店とは違うサービスを提供する。

③お客様の過ごす時間を無駄にしない【充電器】あればお客様が喜んで頂けます。意外と困っている人も多いので、設置してあげましょう！

④常にお客様が必要としているものに【耳を傾ける】。人に合った一つ上のサービスを考えよう。

次回はこのアメニティーの話を踏まえて【お店の価格設定をどうするべきか？】についてお話ししていきます！今回もお読み頂きましてありがとうございました！次回もお楽しみに！

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