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SNSを止める企業の存在〜大SNS時代の中、理念を貫き通すLUSH〜




音声で聴きたい方はこちら👇️(冒頭は雑談してます)



イントロ

私たちの生活に溶け込むSNS。
現代社会では、ほぼすべての人がSNSを利用し、その中で生活を営んでいます。

一方で、「脱SNS」という言葉を聞く機会も増えてきました。
中には、大胆にもSNS利用を完全にやめる決断をした企業があります。

今回は、SNSをやめた企業「LUSH(ラッシュ)」に焦点を当て、その背景や決断に込められた理念を紐解いていきます。
SNS時代の新しい選択肢として、彼らがどんな道を歩み始めたのかを見ていきましょう!


LUSHが「脱SNS」を決断した理由

LUSHは、石鹸やバスボムなどの自然派コスメを取り扱う企業です。
彼らは2021年末に、全世界でのSNS利用をやめる決断を発表しました。

公式ホームページには、その理由が詳細に記されています。
主なきっかけは、元Facebook社の内部告発から明らかになった、SNSがもたらす若者への悪影響でした。

例えば:

  • いじめやフェイクニュースの拡散

  • 過激な意見や価値観の押し付け

  • 過剰なスクロールが引き起こす精神的ストレス

LUSHは、こうした問題が若年層の自殺やうつ病、不安の増加につながるとの調査結果を重く受け止めました。
その結果、SNSを通じたマーケティングが同社の理念に反すると判断したのです。


SNSをやめる勇気と理念

LUSHの決断の背景には、商品開発者であり共同創設者のマーク・コンスタンティン氏の強い信念があります。

彼はこう語っています:
「私は人に害を与えるような原材料を使わない商品作りを徹底してきました。同じように、SNSがもたらす危険からお客様を守りたいと考えています。」

LUSHは、以下のSNSプラットフォームの利用を完全停止しました:

  • Facebook

  • Instagram

  • TikTok

  • Snapchat

  • WhatsApp

しかし、「完全に反SNSになるわけではない」とも明言しています。
YouTubeなど、利用者が自らのペースでアクセスできるプラットフォームは引き続き使用する方針です。


SNSをやめることが企業に与える影響

SNSをやめることで、LUSHが直面するデメリットも少なくないはずです。
マーケティングや顧客とのコミュニケーションにSNSが果たす役割は大きいからです。

しかし、この決断はLUSHのブランド価値をさらに高める結果をもたらしました。
彼らの「お客様の健康を守る」という理念に共感する人々が増え、信頼度が向上しています。

SNSをやめるという大胆な選択をすることで、企業の本気度や誠実さが伝わる好例といえるでしょう。


「脱SNS」の時代に向けて

今後、テクノロジーの進化とともに新たなSNSプラットフォームが続々と登場するでしょう。
しかし、LUSHのように「脱SNS」を選ぶ企業も増える可能性があります。

この背景には、SNSの過剰な利用が心身に与える悪影響への認識が深まっていることがあります。
企業としても、SNSの使い方やその影響について再考する時代が訪れているのです。

私たち個人も「SNSをやめる」ことが生活をより豊かにする選択肢の一つであると考え直す必要があるかもしれません。


まとめ

LUSHの「脱SNS」という選択は、マーケティングの主流を逆行する大胆な決断でした。
しかし、その背景にある理念が多くの共感を呼び、新たなブランド価値を築いています。

SNS時代に逆行するこの決断から、私たちも「SNSとの付き合い方」を見直すヒントを得られるのではないでしょうか?
今後、こうした企業が増えることで、より多様なマーケティングや顧客とのつながり方が生まれてくることが期待されます。


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