環境を変えれば習慣は変わる
習慣を変えるためには環境を変えることが大事です。
新しい習慣がはじめよう、悪い習慣をやめようとしても、気持ちが続かずいつも通りに戻ってしまうということありますよね。
習慣を変えることができずに悩んでいる人は強い気持ちを持つ必要はありません。環境を変えるだけで習慣を変えられます。
習慣と環境の関係を知ることによって、新しい習慣を始めたい、悪い習慣をやめたいときに何をすべきなのかわかるようになります。今まで気持ちで続けようとしていたのが、無意識に続くようになります。
さっそく習慣と環境にはどのような関係があるのか?どのように環境を変えると習慣が変わるのかを見ていきましょう。
今やっている習慣は環境によって作られている
私たちは子供の時からずっと周りの人、ものから大きな影響を受けています。
例えば両親が外出前にちゃんと鍵の確認をする人なら、あなたも鍵の確認をするようになるでしょう。家族が夕食後にテレビを見ていたら自分も一緒に見てしまうでしょう。友達がSNSを始めたら自分も始めてしまうでしょう。
また帰り道にコンビニがあればよってしまうでしょう。冷蔵庫にジュースがあれば飲んでしまうでしょう。ゴミが散らかった部屋なら自分も少しぐらいゴミを出してもいいと思うかもしれません。
私たちが普段無意識におこなっていることの多くは周りの人、ものに影響を受けて作られています。
新しい習慣を始めたいなら、やっている人の近くにいく
新しい習慣を始めたいときに1人でやるのではなく、すでにやっている人が近くにいる環境にいくことで良い影響を受けて、続きやすくなります。
プログラミングを始めたい人はエンジニアが集まる勉強会やイベントに参加してみてください。みんな勉強しているので、自分だけSNSを見ようとはならないはずです。
ランニングを始めたい人はランナーがよく走る道路や競技場などに行ってください。みんなが走っているのに自分だけすぐに帰ろうとはしないはずです。
新しい習慣を始めたい場合は、すでにみんながやっているという環境にいきましょう。
新しい習慣を始めたいなら、必要な道具を近くに置く
新しい習慣を始めようと思った時に必要な道具が引き出しの中にしまってあったり、遠いところにあると始めにくくなります。
例えば料理を始めたい人はキッチンに調理器具と食材を置いておきましょう。わざわざ冷蔵庫から材料を取り出し、まな板や鍋を用意することなくすぐに始められます。
トレーニングを始めたい人はトレーニングウェアをよく座る椅子に置いておきましょう。見えないところにしまってあるよりも、目に入りやすくなり習慣を始めやすくなります。
新しい習慣を始めたいなら、必要な道具を近くに置いておきましょう。
悪い習慣をやめたいなら、やっている人から離れる
悪い習慣をやめようと思っても同じように悪い習慣をしている人が周りにいると、自分もついつい続けてしまいます。
例えば禁煙したい人は、同じようにタバコを吸う同僚から少し離れてみたり、休み時間が一緒にならないようにしてみましょう。タバコに誘われたり、誘うことが少なくなるでしょう。
ネガティブなことを口にしたくないなら、ネガティブな発言が多くなりそうな飲み会や集まりから離れてみましょう。
悪い習慣をやめたいなら、悪い習慣が良しとされている環境から離れましょう。
悪い習慣をやめたいなら、習慣に繋がるものを離す
悪い習慣をやめようと思ってもすぐにそれができるような状況にあると、ついついやってしまいます。自分の周りから悪い習慣に繋がるようなものを離すことが大切です。
例えば禁酒したい人は冷蔵庫からお酒をなくしましょう。また帰り道にはコンビニのない道を選ぶようにしましょう。飲みたい時に飲めない、書いたい時に買えないという環境にしましょう。
スマホの見過ぎを防止したい人はスマホを別の部屋に置いたり、箱の中にしまいましょう。音がなるだけでスマホを見たくなるのでできるだけ遠くに置くようにしましょう。
悪い習慣をやめたいなら、悪い習慣に繋がるものを自分から離しましょう。
最後に
私たちの習慣は環境に影響されています。環境を変えれば新しい習慣を続けることも、悪い習慣をやめることも簡単になります。
「よし、頑張るぞ!」という気持ちではなく、周りのもので何が自分に影響を与えているのか、またどうしたら良い影響を与えてくれるのかを考えてみるのはいかがでしょうか。
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