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根性が無いとダメなのか?〜初ライブ編〜
-前回の続き-
少しずつメンタルも回復してきて生活自体も上向きになってきました。
そんな生活を1年程したのちに、我々の初ライブが下北で決まりました。
お〜
初ライブ!
と意気揚々と練習に勤しむのですが...次回は下北でのワタクシの初ライブの模様をお届けします。
ワタクシのギターボーカル初ライブは下北沢club251でした。
それまでギタリストとして200回はLiveしてたので流石に緊張しないだろ、と思っていたのですが、バッチリ緊張しました笑
ガッチガチでリハーサルを終えて対バンがとんでも無くすごい事をやってのけてるようなそんな感覚。
自分がやってる事がとんでも無く当たり前に感じ、周りがとんでも無く凄く感じたのを今でもハッキリ覚えてます。
自分の能力なんて...みたいな気持ちを断ち切り一生懸命演奏して一瞬にかけました。
自分のこれからを暗示しているような気がして頑張らないと次が無いような感じがしてとにかく必死に歌って演奏したのを覚えてます。
中身はあとで聞き返したらまぁ酷いところもあったけどそんな事よりも、たかだか30分程のライブでしたがこの30分が後々の自分のスタートラインになっているなぁ、と今でも思います。
リハビリで始めたバンド『elephant69 』でしたが周りの反応が思いの外良くて笑その後
23歳〜38歳まで約15年ほどメンバーチェンジもありましたが細々と続けてこれました。
そもそも自分の自尊心を取り戻すために始めた遊びのバンドelephant69 がいつの間にかお客さんも少数ですが付きライブをすると喜んでもらえるようになり、いつか自分のライフワークに成り上がってました。
そんな15年の活動の中で色々音楽的に良い話もあるのですが所詮側から見たら『遊びのバンド』ですのでメンバー間にも緩い空気(良い意味で)が漂い、もはやリハビリを卒業したワタクシにとってはたまにライブできる楽しいバンドと言う位置付けになってました。
しかし、趣味や遊びと言うのはいつか終わってしまうもの。
バンドをやりつつワタクシは『やっぱり音楽で生計立てていきたいなー』と思ってました。当時29歳。
う〜ん、今更バンドを上向きにするってエネルギーも無いし、メンバーを説得できる材料もないし...
う〜ん、と毎日ボンヤリ悩んでました。
そんな20代の最後にワタクシは思ったのです。
『もう一回ギターを勉強しなおそう!』
と。
中途半端になってた課題、知らない音楽、頭でっかちになってる部分。
全部一回精算しよう!
と。
そこでギターを再び習いに行き始めるわけですが...それはまた次回に。
つづく。