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根性がないとダメなのか〜初めてのツアー編



ー前回の続きー

島田さんとの録音はとっても素敵な宝物と金言を沢山頂いて終了しました。

シングル曲、カップリング曲があらかた完成し、次はライブやイベントでガンガン発表する、のですが、ここからが大変でした。
ツアーです。バンドマンなら避けて通れないツアー。
今回はバンドで初めて体験したライブツアーの模様をお届けします。




レコーディングも無事終わり、担当のスタッフさんやらライブハウスの方やらと相談して

『そろそろツアーとかやらないの?』

となり『忘れてた』と我々は我にかえりつつ笑 ツアーの事も真剣に考え始めました。
しかしツアーと一口に言っても規模感やら内容やらはバンドによって様々です。
ライブハウスの方に相談すると、

『毎日でもLive出来る様に組む事も出来るよ。』

と恐ろしい言葉を吐かれ、こちらのスタッフさんに相談しても似たような解答。

うーん。

悩ましい。

当時、『黒夢』のvo清春さん率いる『SADS』は年間200本近くLiveしてたしワタクシが大好きなイエモンも140本程Liveをしてました。
それに習って100本くらい...と頭をよぎりましたが貧乏過ぎる我々は簡単に諦め手堅く

『大都市で日帰りできる距離の場所に各月で行く』

をモットーに大阪/名古屋/神戸/仙台にアプローチをする事にしました。

が、当時我々はかなり生意気だったのでツアーに行ったら行ったでライブハウスの方とソリが合わず大阪/名古屋/神戸/仙台の

『名古屋』

だけLiveを行いに半年も経たないうちになってしまいました笑笑

今じゃ考えられないのですが、当時はかなり人を見下した性格だったワタクシは側から見たらソートーイタイ奴で周りも全然相手にしてくれなかったですし、それを肌で感じて『けっ!』と思いまた周りに悪態をつく...まさに負のスパイラル!

そんな訳でワタクシに優しい名古屋だけがツアー先で残った訳です(ホント各地方のライブハウスの方々すみませんでした。)


そんな訳で名古屋を各月で往復する生活が始まった訳ですが、バンドマンの方なら分かるかとおもいますが『なぜかツアーは良いライブが出来る件』って言うのがあるじゃないですか?

ワタクシはヒシヒシ感じてまして、地方行くと底力が湧くのか『おりゃー!』って気持ちになるんすよね。
やっぱり気迫って伝わるんだな、とこの時凄く感じました。
ワタクシも土俵際ギリギリ!って感じの精神でしたし当時万博が名古屋で開催されていて街が賑やかっだったのも関係してるんだろうね、とおもいます。

そんな万博ムードの名古屋で半年も経たないくらいで集客も安定してきてとうとう念願の『地方でイベを開く』を行うのですが、、、
これがめちゃくちゃ楽しかったんです。
次回は名古屋でイベントを開いた時のお話をしたいとおもいます。


つづく

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