【科学的な診断テスト付】目標達成率を上げる2つの目標志向の判別法と達成意欲を高める方法🐺
誰しも過去に何かしらの目標を立てたことはあるはずです。
勉強、運動、仕事など、すぐに達成できる小さな目標から、人生を賭けた大きな目標まで、生きている限り、人間は必ず目標を立てます。
しかし、時には達成できずに挫折した目標もあるでしょう。
「やる気が継続しなかった」「タイミングが悪かった」など、理由は様々あると思います。
しかし実際は、あなたが諦めた目標の中には、あなたの志向(心がその物事を目指し向かうこと)タイプに合っていなかったから上手くいかずに終わったものもあります。
そこで今回は、あなたの目標の志向タイプを測定するテストと、目標達成率を上げる方法をご紹介します。
2つの目標志向タイプ
人間の目標に対する志向には2つのタイプがあります。
学習タイプ
新しいことを学んだり、スキルを高めたりする為に努力するタイプ。
知らなかったことを知る喜びや、能力の向上による成長の実感が得やすいので、モチベーション向上に繋がりやすく、パフォーマンスも上がりやすい。
一方、思うように進まなかったり成長している実感が湧かないと、やる気を失って手を付けなく場合がある。
また、学習や能力向上に関心が薄い人が取り入れようとすると、義務感が出てしまい、逆にモチベーションを大きく低下させてしまう。
パフォーマンスタイプ
他人から良い評価を得る為や、否定的な評価を避ける為に努力するタイプ。
実行の早い段階で上手くいく経験を多くすると、非常にモチベーションを高めてくれる。
一方、目標達成までの経過が複雑であったり、自分自身や目標達成に自信がない場合は、逆にパフォーマンスが低下しやすい。
また、目標設定が高すぎると、自分を高めるよりズルをするほうが楽だと感じやすく、不正や悪質行為を行ってしまう場合がある。
基本的には学習タイプをベースにしつつ、パフォーマンスタイプの良い部分を取り入れてバランス良く目標を立て実行していくと、モチベーションが高く保て目標達成率が上がります。
目標志向判別テスト
現時点であなたがどちらの志向タイプなのか、アメリカのペンシルベニア州立大学で開発されたテスト(Goal Orientation in Organizational Research: A Conceptual and Empirical Foundation)で診断してみましょう。
判別テストは各8問で、1~7点で採点します。
まったくあてはまらない→1点
どちらでもない→4点
非常によくあてはまる→7点
のように採点して合計点を出してください。
それぞれの質問に点数を付ける際は、現在あなたがやろうとしている「仕事」「勉強」「スポーツ」などを思い浮かべながら行ってください。
質問では「仕事」という単語で書かれていますが、これを診断したい「勉強」や「スポーツ」などに置き換えてください。
学習タイプ志向
パフォーマンスタイプ志向
点数の高いほうが、あなたが目指そうとしている目標の志向タイプです。
どちらの点数が高いほうが良いということはなく、あなたが目指そうとしている目標は、どちらの志向が強い傾向があるかを示しています。
もし同じ点数になった場合は、「仕事で自分のスキルを高めたい」「仕事で他人に認められたい」などの両方がモチベーションになっている(学習タイプとパフォーマンスタイプが混在している)目標です。
学習タイプ志向を高める方法
基本的には学習タイプをベースにすると目標達成しやすいですが、
「いまいち学習タイプ志向になれない」
「どうしてもパフォーマンスタイプに片寄ってしまう」
という方は、目標を「他人本位な目標」に変えてみましょう。
これは「自分本位な目標」を立てるなという意味ではありません。
自分の為に目標を立てても頑張れない、学習タイプ志向になれないのであれば、他人の為に目標を定める道もあるということです。
「他人本位な目標=他者への貢献」に繋がることを目標にする、あるいは他人の為の目標に置き換えることで、モチベーションが上がりやすくなる場合があります。
例えば、
痩せて生活習慣病を予防・改善したい
↓
自分の子供にカッコイイ親だと喜んで貰いたい
お金を貯めて旅行したい
↓
両親へ家族旅行をプレゼントして親孝行したい
など、他人に喜んで貰ったり、感謝を伝える為に目標を立てると、学習タイプ志向で目標を立てて実行しやすくなります。
noteに掲載されていない記事・有料記事の内容を無料で知りたい方は、向上ライフのYouTubeチャンネルへどうぞ↓
人気記事も下のほうにあります。
向上ライフが選んだ、この記事に関連するおすすめアイテム。
(実際に購入した方の口コミはリンク先でご確認ください)
向上ライフで今まで紹介したすべてのアイテムはこちら↓
Amazon
良かったらサポートをお願いします。 いただいたサポートは、執筆活動に活用させていただきます。