真っ赤な嘘
ソフトバンクGが3.2兆円の赤字を計上したのだそうだ。そのうえ借金は、20兆円を超えているのだとか。
まあ、日本政府の借金は1200兆円なので、それに比べれば、かわいいものだろう。
1200兆円の借金だが、新聞やテレビで、国の借金、もしくは国民一人あたりの借金はと、盛んに騒ぎ立てているが、実はあれは、真っ赤な嘘、もしくは致命的な事実誤認であって、あくまでも、「日本政府」の借金というのが正しい。
実はそこが重要なポイントであって、それにはちゃんとした理由がある。
なぜなら日本銀行の株式の55%は、日本政府が持っているので、子会社である日銀を使って、政府は、いくらでも貨幣をつくることができるからだ。アルゼンチンやギリシャと違い、日本国債は、すべて自国通貨の円建てなので、つまり借金を返そうとすれば、すぐにでも返すことができるわけだ。1200兆円、紙幣を刷ってしまえばいいのだから。そしてもっと面白いのが、ソフトバンクのような民間の会社でも同じことなのだが、親会社と子会社間でのお金の貸し借りは、連結決算で相殺されるので、もうこれは、借金のようでいて、その実態は借金ではないのだ。
繰り返しになるが、政府が、子会社の日本銀行から金を借りているわけで、決して、国や国民の借金ではない。そこをごっちゃにしてしまうと、国民は財務省の思うがままに洗脳されてしまう。ここを、皆がしっかりと認識しなければいけない。だまされては、いけない。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?