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今年、一番良かった本と映画。
#買ってよかった2015
今年も残すところ、あと一ヶ月。
今年、個人的に一番おもしろかった本は、アン・レッキー著「叛逆航路」だ。
もともと俺はSFが好きで、SF小説には採点が甘めになってしまう傾向は否めないが、これは文句無しの傑作だ。
主人公は、死人である。死人兵だ。
専制国家ラドチは、占領した惑星の住人たちを虐殺し、その死体を回収して冷凍保存する。その物体に魂を入れ、意のままに労働させるロボットを造る。それが死人兵だ。しかし、あることをきっかけに、主人公は反逆者となり、支配者である皇帝を殺害しようと計画する。ただそれは、あまりにも無謀で、馬鹿げた考えなのだ。
復讐を誓った主人公は、自身でも十分承知しているその絶望的な計画を遂行するために、着々と準備を進める。
次に、今年観た映画で最も素晴らしかったのは、「セッション」。
買ってよかったではなく、レンタルで観たのだが、そんな些細なことは何処かへ吹っ飛ぶほど素晴らしかった。すべてが良かった。おもしろかった。観て観て観て。観なさい。
ただ、鬼教師のフレッチャーが出てくる度に、君、アマゾン創業者のジョフ・ベゾスじゃないよね?と思ってしまう自分が悲しかった。。。
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