つまるところ、国歌斉唱とはなんなのだ。
人に言わせると、俺はどうもオンチらしい。
まあ、自慢じゃないが、小学校高学年になるまで、音の高い、低いの概念がわからなかった。
http://www.asahi.com/articles/ASJ2T4HYWJ2TUTIL01Q.html
国立大学の卒業式と入学式で、「君が代」を歌わないことが議論されているのだとか。
学生という身分からとっとと卒業したくてたまらなかった俺にとっては、そんな問題は一ミリも関心がないし、ホントにどうでもいいニュースだ。
鎌倉時代、義経の恋人であった静御前は、義経を追捕した頼朝の前で舞わねばならない自身の不幸を嘆くが、それでも、凛として頼朝の御簾にむかって「君が代」を舞った。
このエピソードを巧く応用すれば、ラグビーの国際大会でニュージーランド代表が試合前に舞う、「ハカ」のようなパフォーマンスができるように思うのだが、どうであろうか。いずれにしても、くだらない言い争いより、こういう有意義で未来志向なものにこそ、頭と時間を使うべきであろう。
後に、静御前は鎌倉で義経の子を生むが、その子はすぐに幕府の手によって殺され、由比ヶ浜に遺棄される。
彼女は、京に帰ったが、心労がたたり、十九歳で病死する。
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