四国一周てくてく一人旅。夏の写真ギャラリー0730(徳島県板野郡・阿波市)
今夏、四国八十八ヶ所を巡って風景写真を撮ってきました。
歩き旅だったから見れた景色も多くありました。今夏、行きたくても行けなかった。お遍路の雰囲気を知りたい。四国に興味がある。そんな方にご覧いただければ嬉しいです。
今回は2日目となった7月30日の景色です。
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7月30日の印象的なできごと
9番札所が近くに見えてきた頃、カメラを僕に向けているおじいさんが目に入りました。
自分では撮れない「歩いている姿」を撮ってもらえるのが嬉しくて、僕は手を振り、そのままおじいさんと撮り合いをしてました。重かったリュックや杖をアスファルトに置いて。。
これがいけなかった。
また別のおじいさんが現れて「杖を地面に置いたらイカン!」と一喝!そうなんです。この杖はお遍路さんにとっては大きな大きな存在なんです。
お遍路には「同行二人(どうぎょうににん)」という言葉があって、それは遍路旅は1人に見えても空海さんがいつも一緒にいる。その空海さんが杖に宿っているということなんですよね。
いつも僕を見守ってくださっているのに、地面に転ばすとは何事か!とおじいさんは伝えてくれたのです。
余談ですが、僕はこの日、宿に向かう道で具合が悪くなりました。それが杖を転ばせたからかどうかはわかりません。けれど、地元のおじいさんが声を上げる程のことです。
目に見えないものも大事にする。2日目の学びです。
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メインで撮っていた「お遍路写真館」
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