ながら映画
昨日からの台風により、家の中が植物園になっていた。
植木鉢が家の中にあふれている。
幸い我が家では何の被害というものもなく、娘も朝から学校へ行った。
台風で休みになっても楽しいし、学校に行くのも楽しいというので、妙にワクワクした状態で遅くまで起きていた。
と、ここまで書いて、筆が止まってしまった。
その理由は映画を見ているからである。
「アスファルト」という映画で多分フランスの映画である。
映画は詳しくない。
詳しくないが、色々と見てはいる。
ただ、俳優の名前、映画のタイトル、映画監督の名前はあまり知らない。
日記を書きながら見ているくらいなので、ながらで観ている。
ながらが多いから、吹き替えの映画をよく観ていた。
しかしこの「アスファルト」という映画は字幕である。
映画はなるべく選ばずに見るようになった。
面白そうなものというのはなかなかないものである。
選び出すときりがない。
選び出すと何もできない。
選んで見ると、ずっと観ていないといけない気がする。
だから、次から次と映画を流している。
一日のうちに沢山流すので、吹き替えだけと決めると、足りない。
吹き替えの映画は少ない。
吹き替えの映画は人気があるが面白いものは少ない。
だから、ある程度仕方なく、字幕の映画も流している。
ながらなので、字幕だとほとんど見ないこともある。
ほとんど見ない、言葉もわからないが、面白い映画というのは吹き替え字幕を問わず、いつの間にか見入ってしまう。
どこで、気付くのだかわからない。
作品自体、どこがどうだから、好きだとか、理由ははっきりしない。
はっきりしないが、はっきりと好き嫌いは言えるのである。
だから、頭で理解できるようなものは大した作品でない。
何だかわけのわからないが、何か在るというものが良いのだ。
そういうものに自然目が行く。
人でも作品でもこれは同じで在る。
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