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当社の組織サーベイ結果を公開!社員のリアルな声から見る「強みを尊重し、共に成長する組織」とは?—全国非営利法人協会—

強みを尊重し、共に成長する組織

私たちは「強みを尊重し、共に成長する組織」というチームコンセプトを掲げ、社員一人ひとりの可能性を最大限に引き出しながら、互いに学び合い高め合える職場づくりを目指しています。このたび、2024年8月27日に初めて実施した「組織サーベイ」の結果から主なものを紹介し、当社に興味を持っていただいた方々に向けて、現場の声をもとにした当社の魅力や課題をお伝えしたいと思います。なお、本サーベイの各項目は5点満点で評価しています。

このサーベイ結果は、当社が社員の声を真摯に受け止め、より良い組織環境を築くための貴重な指標になりました。現在、私たちは本調査の結果を踏まえ、組織改革に取り組んでいる途上です。とはいえ、今後も社員との対話を重ねながら柔軟に改善を続けていく予定です。



「多様な意見が尊重される環境」が最高評価

「多様な意見やアイデアが尊重される環境だと感じますか?」という質問に対して、**平均4.5点(中央値4.5点)**を獲得しました(5点満点中)。これは、当社が「強みを尊重し、共に成長する組織」というコンセプトを体現できている証拠だと感じています。トップダウンの指示のみならず、現場からのアイデアや提案も積極的に採用される文化が根付いているからこそ、これだけの評価に繋がったのではないでしょうか。こうした当社の強みは損なわれることのないように大切にしていきたいと考えています。

組織サーベイの集計結果より

風通しの良い組織文化が支える「共に成長する」環境

社員同士のコミュニケーションが活発であることは、強みを認め合い高め合ううえで欠かせません。当社では、年次や役職を問わず気軽に意見交換できるよう、オープンな文化と多様なツールを活用した仕組みづくりを行っています。具体的には、以下のような取り組みがあります。

「チーム内でのコミュニケーションは円滑ですか?」という質問項目の結果は、平均3.8点(中央値4点)(5点満点中)。社員同士が協力し合い、前向きに意見を交わす土壌が、当社のチームワークを支える大きな強みになっています。


人事評価の改善と充実したフィードバックでさらなる成長を

社員一人ひとりが自分の強みを活かして働くためには、納得感のある人事評価制度と明確なフィードバックが欠かせません。そこで当社では、以下のような要素を取り入れながら評価体制の透明化を進めています。

  1. 評価の基準の可視化:評価項目や基準を公開し、どのような行動や成果が高く評価されるかを明示

  2. フィードバック面談の充実:定期的に上司との1on1ミーティングを実施し、PDCAの確認や業務上の悩みを共有

サーベイでは「人事評価は公正だと感じますか?」の項目が平均2.9点とやや低めでしたが(5点満点中)、「具体的なフィードバックと改善点の提示」では平均3.2点(中央値3点)(同じく5点満点中)と一定の評価を得ています。今後はさらに評価制度の内容をさらに明確化し、上司だけでなく同僚や部下、後輩などの意見も踏まえた多面的評価の導入を進めていきます。

最も評価が低かった人事評価の公正性には多面的評価を導入予定

やりがいと働きやすさの両立を目指して

当社が掲げる「強みを尊重し、共に成長する組織」を形にするには、社員が安心して働ける環境づくりも欠かせません。「自分の仕事が会社の成功に貢献していると感じますか?」という質問では、平均3.1点(中央値3点)(5点満点中)を獲得しました。社員が自身の役割と組織への貢献をある程度実感していることがうかがえます。

さらに、「会社の全体的な働きやすさに満足していますか?」という質問では、平均3.7点(中央値4点)(5点満点中)という高い評価が得られました。「働きやすさ」の評価が高い一方で「働きやすさ」はそれほどではない結果となっており、社員が「働きがい」と「働きやすさ」の両面で満足感を得られるよう、社員が自分らしい働き方を追求しながら、スキルアップやキャリア形成に専念できるよう支援していきたいと考えています。


チームワークを育むコミュニケーション施策

当社は「共に成長する」ために、チームワークを何よりも重視しています。そこで、部署の垣根を越えて学び合い、刺激を与え合う仕組みを数多く取り入れています。

こうしたコミュニケーション施策が奏功したことが、サーベイでの「チーム内でのコミュニケーションは円滑ですか?」の平均3.8点(5点満点中)につながっています。社員同士がお互いの強みを知り、それを尊重し合いながら仕事を進める文化が、社内の至る場面で根付いているのは当社の大きな特色といえるでしょう。


公正な報酬と福利厚生で安心して働ける

社員が自分の強みを最大限に発揮するためには、経済的・精神的な安心が欠かせません。当社は、給与や福利厚生といった面でも社員をサポートできる体制づくりに力を入れています。

サーベイでは、賃金に関する満足度が平均3.1点(5点満点中)と改善の余地を残す結果となりましたが、諸手当に関しては平均3.5点(中央値4点)(同じく5点満点中)を獲得。主な福利厚生としては、以下のようなものがあります。

これらに加えて、年功的賃金を見直して若手の貢献にも公正に報いるような報酬や待遇への見直しも進めています。員が安心して仕事に集中し、自身の強みを磨けるような環境整備をさらに追求していきます。


成長を後押しする多彩な研修・教育プログラム

当社のチームコンセプト「強みを尊重し、共に成長する組織」を形にするために、研修や教育プログラムの充実にも力を注いでいます。実際に、「会社はあなたの成長をサポートしていますか?」という質問では、平均3.9点(中央値4点)(5点満点中)という高い評価を得ました。

  • 外部セミナーや書籍購入支援:業務領域以外でも興味のある分野にチャレンジしやすいよう、セミナー費用や学習教材費を補助

  • 委員会別の社内勉強会:課題図書に基づいて選抜メンバーが最新の知識や情報を共有し合う場を随時開催

これらの施策によって、社員一人ひとりの強みにさらに磨きをかけ、変化の激しいビジネス環境にも柔軟に対応できる組織を目指しています。


サーベイを基に、組織改革を進行中

今回ご紹介してきたサーベイ結果は、すべて2024年8月27日に実施した組織サーベイ(5点満点評価)から得られたものです。初めてのサーベイ実施ということもあり、社内の期待値が高かった一方で、改善すべきポイントもいくつか明確になりました。当社は現在、このサーベイの結果を真摯に受け止め、組織改革を進めている途上です。

特に「人事評価への納得度向上」や「賃金面の見直し」といった課題は、社員が持つ本来の強みをフルに発揮するためにも重要なテーマです。組織全体としてこの結果に真正面から向き合い、柔軟かつスピーディに改善策を講じていくことで、より多様な人材が安心して成長できる環境を築き上げる予定です。


共に未来を築く仲間を募集しています

当社では、「強みを尊重し、共に成長する組織」を具現化するために、多様なバックグラウンドを持った新しい仲間を求めています。

私たちは、社員が互いに支え合い、刺激し合いながら前進していく組織でありたいと考えています。新しい発想や価値観を柔軟に取り入れつつ、これまでの実績や強みを生かし、組織全体がより大きく成長していく。そんな未来を一緒に描いていただける方のご応募を、心よりお待ちしております。


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詳しい募集要項や業務内容などにつきましては、当社の採用ページ、indeedの求人広告にて随時更新しております。ご不明な点は採用問合せ用のメールアドレス:jinji@koueki.co.jp(アットマークを半角に打ち替えてください)にご連絡ください。私たちとともに、あなたの強みを存分に活かし、共に成長しながら未来を築いていきましょう。


執筆者略歴
桑波田直人(くわはた・なおと) 全国非営利法人協会専務取締役
『公益・一般法人』創刊編集長等を経て現職。公益社団法人非営利法人研究学会では常任理事・事務局長として公益認定取得に従事。編著に『非営利用語辞典』、他担当編集書籍多数。

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