腕を組むしぐさの真意
「腕組み」の意味
「腕組み」のしぐさは、何か問題が起きて、その解決方法を考えてる時によく見られるしぐさです。自分の体の前面を腕で覆うこのしぐさは、腕を盾にして体を守るという意味がある一方で、権威を誇示したりや問題追及したいという意図が隠されていることがあります。
男女の「腕組み」の意味の違い
「腕組み」のしぐさは、男性に多いように思われがちなしぐさですが、実は女性の方に多く見られるしぐさです。
なぜ、男性の腕組みのしぐさの方が、印象づけられやすいのかというと、男性が腕組みをする場合は、権威や縄張りを印象づける場面が多く、相手に対して威圧的な印象を与えることが多いからです。
不快感情や問題追及したい意欲が高かまった時によく見られるしぐさだと言われています。
一方、女性によく見られる「腕組み」のしぐさは、不快な感情から自分を守ろうというなだめ行動の意味に近い意図が隠されています。
女性に多く見られる腕組みは、腕を盾にして胴体を守るという意味で、不快な物や、嫌いな人との会話場面でも見られることがあります。
女性は、1人で座っている時に、バッグや置いてあるクッションを腕で抱えるしぐさをすることが多いのですが、このしぐさも腕組みと同様、不快、不安感情から、自分を守るしぐさだと言われています。
解釈の難しい「腕組み」
「腕組み」は、不快感情から身を守ったり、権威誇示や問題追及欲求などの場面で見られたりするだけではなく、単純に気温が寒い場面でもよく見られるしぐさです。
また、ただ単に「腕が楽だから」という理由で腕組みが癖になっている人もいます。
腕組みを解釈する時には、気温や個人差を考え、全てを「不快な感情」や「権威誇示」といった解釈に結びつけないように注意しておきましょう。